お菓子作りに活躍のシリコンハケ

【ダイソー】無印似の黒いシリコンハケの使用感、メリット・デメリットとは?

2025/05/13
  • 調理師・食育インストラクター2級・菜園家。もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信 もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライターで調理師のracssです。
お料理用にあると便利なハケ。お好み焼きのソースを塗ったりお菓子作りで卵黄を塗ったりするときに使いますよね。
ただそんなに使用頻度が高くない場合はスプーンなどで代用している人も多いかも。実は私もそうだったのですが、ダイソーのシリコンハケを愛用するようになりました。
お気に入りポイントと使用感をご紹介します。

ダイソーシリコンハケ

ダイソーのお料理用のハケで私が愛用しているのは黒いシリコーン一体型のタイプ(110円)。長さは21cm、耐熱温度は230度までという頼もしい素材です。
お菓子作りの他に、鉄のフライパンのお手入れで薄く油をひくときにも使いやすいんです。

シリコンのハケのメリットって

ハケ使用中

シリコンのハケのメリットは、何と言ってもお手入れの楽さです。
水洗い、お湯や洗剤洗いはもちろん食洗機にも対応しています。毛が抜けてお菓子についてしまうリスクがないのも安心です。
黒いシリコンは着色汚れが目立たないのも高ポイント。


吸い込まないのがメリットでもありデメリットでもある

シリコンのハケは毛のハケと違って吸い込まないのがメリットでもありときにはデメリットでもあります。

たとえば、お菓子作りでシロップを塗るとき、シリコンのハケの先は吸い込みがないので、ひとはけでたっぷり塗ることはできません。シロップのように粘度が低い液体は何度もつけなくてはならない点がデメリット。
しかし余分な吸い込みがないということは、シロップを無駄にしないというメリットにもなります。

ダイソーシリコンハケの突起

ダイソーシリコンハケ

ダイソーのシリコンハケの特徴は、柄に突起が付いていることです。黒いシリコンシリーズに共通のこの突起、そのまま置いた際に先を浮かせるためのもの。
無印良品にも同サイズの黒いシリコンハケ(490円)がありサイズ感や見た目はそっくりですが、この突起はついていません。その意味ではダイソーのほうがいいとも言えますね。

ただ、実際に使用してみると、ソースなどが含まれた状態だと重さが出るので、浮かせられないこともあります。先端からソースが滴ってしまう場合も多いので、結局お皿に置くことに。それでこの突起が活かしきれない感じがしています。とはいえ、保管時には毛先が浮いているのでいいのかもしれません。

柄がしなる

ひとつ、ダイソーのシリコンハケの柄で残念な点は、柄の芯が短いのか先のほうがしっかりしていないこと。しなってしまうので握っている時にやや違和感があります。
ただし軽いものしか扱わないハケの場合は、この部分が柔らかくても問題なし。お値段が110円と格安なことを考えると文句は言えませんね。

シリコンハケのお手入れの注意点

ダイソーのシリコングッズ
ダイソーのシリコンヘラとハケ

とても使いやすいシリコンハケですが、衛生的に使うために注意点があります。
シリコン製とはいえ細かい先部分に汚れがこびりつくと取れにくくなります。使用後はすぐに洗えなくても水に漬けおくと後から楽です。
また、お菓子用、ソース用、フライパンの油引き用、など用途ごとに別々のハケを用意しておくのがベスト。わずかに残っていた油分や匂いが繊細なお菓子に混ざってしまったりしないためにおすすめします。

ダイソーシリコンハケは要チェック

最近我が家でお気に入りのダイソーのシリコンハケをご紹介しました。
シリコン自体のメリットと、ダイソーの割安感を考えるとコスパ最強の商品です。
シンプルデザイン好きのみなさんもダイソーの黒いシリコンのキッチンツールを店頭でチェックしてみてください。

他にハケと同じサイズのミニスパチュラの紹介記事も書いています。

●記事を書いたのは・・・racss(らっくす)
【racssプロフィール】
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。
もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信します。