自家製ジンジャーエール

意外とカンタン!自家製ジンジャーエールの作り方|スパイス香るシロップレシピ

2024/11/11
  • 調理師・食育インストラクター2級・菜園家。もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信 もっと見る>>

ジンジャーエールって、お酒の席でビールの代わりに頼むのにも便利なノンアルコールドリンクですね。
この「ジンジャーエールのもと」は生姜を使って意外とカンタンに作れるんです。パパの晩酌に付き合うときや、おうち飲み会が増える時期にもあると便利!
調理師のracssが基本の作り方をご紹介します。

ジンジャーエールのもと「ジンジャーシロップ」の作り方

ジンジャーエールのもと「ジンジャーシロップ」を作っておけば、冷たい炭酸水で割って「ジンジャーエール」に、温かい紅茶で割って「スパイス生姜紅茶」に、と好きなときに楽しめます。

新生姜
皮が薄く先端がピンクの新生姜

皮が柔らかくみずみずしい「新生姜」で作るとより爽やかです。露地栽培の新生姜は9月から12月、ハウス栽培の新生姜は6月から8月に出回ります。皮が白く先端がピンク色の新生姜を見つけたらぜひ選んでみてください。

ジンジャーシロップは新生姜でも、そうでない生姜(ひね生姜)でも作ることができます。

<材料>
生姜 400グラム
砂糖 500グラム
水 600cc
・シナモン(ホール)1本
・黒こしょう(ホール)5個
・クローブ(ホール)5個
・カルダモン(ホール)5個
・赤唐辛子 1本
・レモンの輪切り 3枚
その他お好みのスパイス(八角(スターアニス)、ローリエなど)

生姜の薄切りに水を加える

生姜はすきまに残っている土などをよく洗い落とし、スライサーなどで薄切りにします。
鍋に生姜を入れ、水を注いで火にかけます。
水が沸騰したらすぐ火を弱め、中火で吹きこぼれないようにして10分程度煮出します。

生姜を取り出す

生姜をすべて取り出します。最後に濾すので小さなかけらは残っていて大丈夫です。
(取り出した生姜は他の料理に活用してください)

スパイスと砂糖を入れる

鍋に残った煮汁にスパイス類と砂糖を加え、再び加熱します。
砂糖が溶け、沸騰したら火を止めて冷まします。

冷めたシロップは、濾してから消毒した瓶などに入れて冷蔵庫で保存します。
3週間程度は保存可能です。

自家製ジンジャーエール

できあがったジンジャーシロップを炭酸水で5倍に薄めるとジンジャーエールに。
お好みでレモンを絞ったり、お子さんには炭酸水ではなくお水にオレンジジュースやリンゴジュースを加えてオリジナルドリンクにしてもいいですね。
ジンジャーシロップは温かい紅茶で割ったり、さらにホットミルクを足して「チャイ風」にもできます。

自分好みの「ジンジャーエールのもと」作ってみよう

スパイス
ジンジャーエール作りに欠かせないスパイス

自家製「ジンジャーエールのもと」は使うスパイスの種類や量、煮出す時間などによって風味を調整できます。自分で作る「クラフトジンジャーエール」は「クラフトコーラ」と並んで奥が深く、ハマる人も多いんです。何度か作って、自分好みの味わいを探してみてくださいね。
生姜入りドリンクは体が温まるので、寒い時期にもおすすめ!

※今回のレシピでは残った生姜を他の料理に使いやすいよう、スパイスを入れる前に取り出しています。甘酢漬けや佃煮、魚料理の臭み消しなどに活用できます。

●記事を書いたのは・・・racss(らっくす)
【racssプロフィール】
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。
もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信します。

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