【お箸のマナー】箸置きの使いこなしで素敵な食べ方に見える3つの方法
こんにちは!サンキュ!STYLEライターで調理師/食育インストラクターのracssです。
食事のテーブルに箸置きって必要だと思いますか?
おもてなしのときはセットするけれど、普段は使わないという人も多いかもしれません。
どちらかというとおしゃれなお皿と同じように趣味のもの、と思われがちなのが箸置きですね。
でも、おもてなしのときはもちろん、普段から箸置きを使いこなせるようになるとちょっと素敵!
この記事では、箸置きのメリットと、食事の作法が美しく見える3つの使いこなし方をご紹介します。
箸置きを使うメリット
箸置きは食卓を彩るのに便利なアイテムですが、こんなメリットがあります。
1:テーブルに直に箸を置いて汚してしまうことを避けられて衛生的
2:箸が転がって無作法になってしまうことを避けられる
3:一口ごとに箸を箸置きへ戻す食べ方はダイエットにも効果的(どか食いを避けたい人におすすめ)
4:大事な席でも、マナーの良い人という印象を与えることができる
箸と箸置きが使いこなせるようになると、上品で美しい食べ方に見えてとってもお得なのです。
【1】箸から手を離すときには箸置きへ戻す
食事中に箸から手を離すときには、箸を箸置きへ戻しましょう。
よく、お皿に箸を渡すように置いてしまいがちですが、実はこれは「渡し箸」とよばれる箸のNGマナー。およばれの席などでは気をつけたいですね。
お料理やお皿を差し出されたときなど、「すぐ受け取らなくては」と思うものです。でもいったん持っている箸を箸置きに戻してから手を出して受け取るほうがマナーにかなっています。焦らなくても大丈夫なんです。
【2】食事中に話が弾むときは箸を箸置きへ戻す
自分が話をするときには、箸を箸置きへ戻しましょう。
話に夢中になると、ついつい箸を持ったまま身振り手振りで盛り上がってしまいますが、これも「振り上げ箸」と呼ばれる箸のNGマナーです。
また、目上の方がお話されるときには、大事なところで箸を置いて耳を傾けると尊敬の意を表すことが出来ます。
【3】使用中の箸先は箸置きからずらす
使用中の箸を箸置きに戻すのは良いけれど、箸置きを汚してしまうのが気になるという方は多いようです。確かに、箸置きと箸の接触は衛生的にしたいですよね。
使用中の箸は、箸置きから5cm程度はみ出させて置くと良いでしょう。そうすれば口に入る箸先が箸置きに触れないようにできます。
箸置きがないときは?
テーブルに箸置きが用意されていないときは、小皿の縁に箸先をかけてもOKです。薬味皿やお醤油皿などが手前に置かれているときにはそれを活用しましょう。
またお膳にセットされているお料理なら、お膳の端に箸先をかける方法もあります。
箸袋を簡単に折って箸置き代わりにするという方法もありますね。
まとめ 箸置きの習慣を楽しもう
箸置きはなくて困るものではありませんが、使いこなせるようになると上品な食べ方が身につきます。
またデザイン性の高い箸置きは食卓を楽しくしますね。陶器製やガラス製の箸置きなら、洗いやすいのでお皿と同じように管理ができます。
私もいくつか箸置きや箸置き代わりの豆皿を持っています。
中でもお気に入りは、目玉焼きの形をしたガラス製。朝ごはんに目玉焼きを作ることが多いので、箸置きとのシンクロが面白くて朝から楽しい気分になるんです。
子どもたちにもそれぞれに専用の箸があるのなら、専用の箸置きも揃えてあげるといいかもしれませんね。
お気に入りの箸と箸置きで、楽しい食事の時間を!
●記事を書いたのは・・・racss(らっくす)
【racssプロフィール】
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。
もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信します。