【第1回】主婦がコーチングを取材してきました

2022/03/18
  • 子育て・心理分野を得意とするWEBライター。チャイルドコーチングアドバイザー。ストーリーライター。 もっと見る>>

チャイルドコーチングアドバイザーで、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

主婦の立場から、コーチングのオンライン・セッションを取材してきました。許可を得て、内容をご紹介します。「コーチングってなにをするの?」と気になる方、セッションの様子をぜひご覧ください。

【第1回】~【第4回】の4回に分けてお伝えします。今回は【第1回】です。

この記事の続きは、ここからご覧いただけます。

担当してくれたのは、優しい雰囲気の"すずまさ"コーチ

担当してくれたのはCheerful_Elephant(チアフルエレファント)の すずまさ コーチ。

穏やかな雰囲気、落ち着いていて優しい話し方のコーチです。

コーチング・セッションを取材してきました

今回はZoomでのオンライン・セッションを受ける形で、取材を行います。時間は60分。始めに、コーチから自己紹介と下のようなことばをかけてもらいました。

・セッション秘密は守られる
・60分間は自分だけの時間である
・思いつくまま話しても、少し考えながらでもいい
・不安な点があれば、途中でも伝えていい

こう言ってもらえると、初めてでもリラックスして受けることができます。

今回は取材ということで、コーチの許可を得て内容を公開します。通常、当然お話は秘密。セッションの様子や内容が、外部に漏れることはありません。

*最初の案内の有無や内容は、コーチによって異なります。

「物が捨てられません」

わたしのリアルな課題である「物が捨てられない」を相談します。

好きな物・必要な物を持ってすっきりと暮らしたい。そう思って不要なものの処分を始めました。

ところがクローゼットの中身に取り掛かったところで、手が止まってしまい、そのまま数か月が経過……。

すずまさコーチ(以下:コ):物が捨てられないんですね。少し具体的にうかがってもいいですか。

筆者 山名美穂(以下:山):捨てられない物としてパッと思い浮かぶのは、2~3年着ていないコート2着です。

コ:そのコート2着について、もう少しお話しいただけますか。

コーチのことばに促され、自分の考えが進んでいきます。

わたしとコートの歴史を振り返ると下の通り。

・7年ほど前、夫と一緒に選んだ2着である
・素材とデザインが気に入って、どちらかに決められず2着とも買った
・購入して2~3年はよく着ていた
・段々と年齢や体形に見合わないと感じるようになり、使わなくなった
・この先も着る可能性は低い
・毎冬「処分しなくては」と思うが、決心がつかない

さらに、わたしのコートに対する「思い」が出てきました。

・まだ着られるのにもったいない
・処分するのは、一緒に買いに行ってくれた夫に対して後ろめたい……気がする

コ:捨てられないことで、現実的になにか困ったことが起こりますか。

山:クローゼットの場所を取ります。コートを見るたびに「捨てなくちゃ」と思うと、重たい気持ちにもなります。

山:実は一度査定に出して、値段がつかなくて戻してもらったことがあります。市場価値のないものに執着していると思うと、自分がイヤになるかな。

コ:他にはありますか。

山:クリーニング代もかかりますね。毎年取り出して羽織ってみるのですが、しっくりこないからクローゼットに即リターン。試着とはいえ着たのだから、シーズン終わりにクリーニングには出します。それの繰り返し。

コ:なるほど。

山:「必要なものだけ持って暮らす」のが理想です。着ないコートを持ち続けるのは、それに背きます。

コ:理想に背くのですね。

「手放さないことで得ているもの」がある

すずまさコーチからこんな質問が。

コ:コートを手放さないことで、山名さんが「得ている物」はないでしょうか。

山:得ている物……。

コ:一見ネガティブに見えることにも、実は肯定的な意味があるんです。例えば、人によってはやめられないタバコやお酒が、リラックスやストレス解消といった「良いこと」と繋がっています。

山:わたしにとっては質もお値段もいいコートです。「良い物を持っている」という満足感みたいなはあるかもしれません。「上質な物を持っている=豊かである」ような……。なんだか考えが短絡的ですね。

コ:それでいいですよ。そのまま続けて大丈夫です。満足感や豊かさを得ていると思われるんですね。

この辺から、聞かれてもいないことをわたしは話し出します。コーチングのセッションではよく起こることです。気にせず続けましょう。

山:「わたしは、これらのコートを好きでいるべきだ」と信じている節があります。でも今は、処分の対象としてみなければいけない。そう思うと、辛い気持ちになります。

コ:もしコートを手放したら、その辛い気持ちはなくなりますか。

山:微妙!処分したあと、ふとした瞬間に「あの子(コート)たち好きだったのに、わたしの勝手で買って、勝手で捨てて、悪かったな」っていう思いがよみがえりそうです。「十分にコートとして使われないまま、捨ててしまって悪かったな」って……。

「物が捨てられない」から始まったセッション。問題は着ていない2着のコートで、そこには手放せない・手放したくない理由がいろいろあるようです。

勢いをつけて処分したとしても、後悔が残りそうな雰囲気。わたしはコートを手放し、「すっきりした暮らし」に近づけるのでしょうか。

次回【第2回】に続きます。

*本記事は取材対象者同意のもと、撮影・掲載しております。

コーチ紹介

すずまさ (鈴木雅之)コーチ
Cheerful_Elephant (チアフル・エレファント)代表

NLPコーチング/カウンセリング/産業カウンセリング

穏やかな雰囲気で、しっかり話を聴いてくれる傾聴に長けたコーチ。カウンセリングからコーチングまで、幅広くサポート。主婦の日々の悩みの相談や、こんな自分になりたい!に優しく伴走してくれます。

所有資格
・全米NLP&コーチング研究所認定NLPプロフェッショナルコーチ
・日本NLP協会認定NLPプロフェッショナルコーチ
・産業カウンセラー   …他

*NLP(神経言語プログラミング)は、「脳と心の取扱説明書」と呼ばれる実践的心理学。セラピー分野から生まれ、カウンセリングやコーチング等でも広く活用されている。

■この記事を書いたのは…山名美穂
チャイルドコーチングアドバイザー(R)、全米・日本NLP協会NLPプラクティショナー、LABプロファイル(R)プラクティショナー。ウェブライター、ストーリーライターとしても活動中。サンキュ!STYLEでは、子育てや人間関係を中心に、主婦の身近なトピックを扱って執筆しています。

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