
【ドリップコーヒーのいれ方】適当にやってない?コツをおさえてもっとおいしい!ドリップコーヒーを自宅でおいしく飲もう
毎日コーヒーを飲む料理家でライターの菅智香です。
一杯分ずつ入れられて、とても便利な「ドリップコーヒー」。なんとなく熱湯を注ぎ入れ、なんとなくでのんでいませんか?
ドリップコーヒーは特別な道具がなくてもポイントをおさえていれるだけで、よりおいしい一杯になります。むずかしい工程は一切なし!ぜひドリップコーヒーのおいしいいれ方、そしてドリップコーヒーで作るおいしいカフェオレの作り方をチェックしてくださいね。
ドリップコーヒーの基本のいれ方

まずはドリップコーヒーの基本の入れ方をマスターしましょう!
ドリップコーヒーの基本のいれ方
(1)バッグの中の粉を下によせる。

(2)上部を切り開き、左右に広げカップのふちにしっかりとかける。

(3)湯がムラなく全体に行き渡るように、コーヒーの粉の表面を平らにする 。
(4)少量の熱湯を注ぎ、約20秒間蒸らす。
(5)規定量の湯を、2~3回に分けて、中心から小さく円を描くように注ぎ入れて10秒おく。

(6)コーヒーの雑味成分が出ないように、絞らず、水滴が自然と落ちきるまで待ってから引き上げて完成です。

カフェラテももっとおいしく!

ブラックコーヒーは好きじゃないけどカフェラテは飲む!という人も多くいるかと思います。カフェラテもただドリップコーヒーに牛乳を入れるだけでなく、ひと手間加えることでコーヒー屋さんで出てくるようなカフェラテを自宅で飲めますよ。
ドリップコーヒーを使うカフェオレの入れ方
(1)浅めのカップにバッグをセットし、規定量のおよそ半量の92℃の湯を、中心から小さく円を描くように、1回で注ぎ入れる。
※細かく温度を計るのがむずかしい場合は、煮立った湯をすぐに使うのではなく、1~2分置いてから使いましょう。
(2)コーヒー粉を5周ほどスプーンでかき混ぜる。

(3)4分間測り、漬け込んでいる間に、コーヒーの規定量の湯をおよそ同じ量の牛乳を電子レンジで温める。
(4)4分経過したら、バッグを引き上げる。
(5)温めたミルクが入ったカップにコーヒーを注ぎ入れて完成。
お好みで砂糖を加えて、甘味をプラスしましょう。

いつもと同じ道具、同じ材料でも、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、自宅でもっとおいしいコーヒーを飲むことができます。ぜひ、次にドリップコーヒーを入れる際の、参考にしてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・菅智香(かんともか)
育児料理アドバイザー、食育インストラクター、受験フードアドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理のレシピ開発・提案、食品メーカーのレシピ開発等行っています。