食事と運動、どちらが大事?-10kgのダイエットインストラクターの結論
160㎝57kg→47kgの減量に成功したママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
ダイエットで大事なのは、食事?運動?
結局どっちなのー!?
自身もダイエットをして、3年以上指導をしてきたインストラクターとしての結論をお伝えします。
食事?運動?
結論、どちらも重要です!
ただ、ダイエットの食事と運動には、ちょうどいいバランスがあります。
食事9割~なんて本も出版されていますが、これは正しいようで、誤解を招くことも。
「食事が大事なのね!食べなければ痩せるよね!」
こういった勘違いをしてしまうと、食事を我慢しているのに痩せないという、とても辛い状況になってしまう可能性があります。
ダイエットの食事と運動のこと、正しく知りましょう!
バランス
まずは、エネルギー摂取と消費のバランスを知ることが大切です。
基本的に、「摂取カロリー<消費カロリー」が成り立っていれば、減量には繋がります。
わかりやすいのは、「運動部のよく食べる男の子」。
1日6食、大盛りごはんを食べても、太らないのはなぜ?
部活動での消費エネルギーが多いこと、筋肉量が多ければ、生活しているだけで代謝される基礎代謝エネルギーも多いことが理由として考えられます。
一方、全く運動もしないし、デスクワークが中心だという人。
高カロリーな物を食べ続けたら、当然ながら、体重は増えますし、体脂肪を蓄えることにつながります。
ですから、自分の生活における消費エネルギーに対して、摂取カロリーはバランスが取れているのか?
まずは、見直してみる必要があります。
ダイエットの食事
ダイエット中の食事といえば、高タンパク・低糖質!
そう思う人も多いですよね。
でもこれ実は、ダイエットの食事ではないんです。
ダイエットではなく、「減量を意識した、トレーニングをしている人」の食事。
運動はあまりしないという人は、高タンパクな食事が胃腸の負担になることもあります。
健康的な食事を考えたら、まずは厚生労働省の「食事バランスガイド」をチェックしてみてください。
SNSにはたくさんの情報が溢れていますが、信頼できる基準をひとつ持っていると、振り回されることがなくなりますよ。
ダイエットの運動
「運動しなくても、痩せられる!」
これは、本当です。痩せることはできます。
ただ、体重が減ることだけが、自分の目標ではないはずですよね?
体重は減ったけれど、お腹はぽっこり……では、あまりにも悲しい。
食事だけで体重を変えることはできますが、体型を変えることはできません。
ジムに通ったり、毎日欠かさずランニングをしたりということは、運動習慣がない人にはいきなりハードルが高すぎます。
少しだけ、簡単なエクササイズをする習慣を取り入れるだけでも、体は変わっていくのです!
YouTubeでも、雑誌でも、何でもいいので、トライしてみましょう。
私は、時間が取れない日でも、NHKで放送されているラジオ体操だけは、欠かさずやっています。
ダイエット=健康を目指すこと
ダイエット指導をしていて、痩せるための知識はあるのに、健康になることは頭にない状態でスタートする方がたくさんいます。
ダイエットの目的は、健康に、日々を過ごせること。
痩せたけれど、病気に悩まされるようになってしまっては、本末転倒。
健康的な暮らしを送るためには、食事も運動も、自分に適したものを習慣として取り入れていくことが、一番の近道になるのです。
この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
運動苦手のママダイエットインストラクター。サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。
小学生の息子を育てるママ。元・大手学習塾教室長。-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。