おいしく食べれば0kcalって本当なの?-10kgの主婦が食事制限をしない理由

2022/07/11
  • 10kg痩せて読モになった、ママダイエットインストラクター。元・大手学習塾教室長。 もっと見る>>

160㎝57kg→47kgのダイエットに成功して、読者モデルになったママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。

「おいしく食べれば0kcal!」

果たしてそれは都市伝説なのでしょうか?

それ、ダイエットのプロから見ると、あながち間違いではないのです!

今回は、10kgのダイエットに成功し、キープしている私が、食事制限をしない理由をお伝えします。

おいしく食べれば0kcalは本当か

結論から申しますと、嘘です!

残念ながら、0kcalにはなりません。

ですが、おいしく食べた方が、同じカロリーを摂取したとしても、体脂肪としてたくわえにくくなるとはいえます。

ダイエットにおいて、カロリー計算を知ることはとても大切です。同時に、カロリー計算には不確定要素がたくさんあって、必ずしも計算通りにならない部分もとても多いのです。

たとえば、摂取カロリーが同じでも、体内に吸収される量は人によって違います。また、同じ人であっても、その日の体調や季節によっても異なるのです。

その「違い」を意識すると、太りにくい体になることができますね!

罪悪感を抱きながら食べると…

消化機能が悪くなる

食事に対して罪悪感を抱いてしまうと、姿勢も下向きになります。

食べる時の姿勢が正しくないと、消化にも悪い影響が出てしまいます。

ストレスホルモン発生

せっかく好きな物を食べているはずなのに、罪悪感のせいで、ストレスホルモンが発生!

脳にストレスがたまると、交感神経の働きが悪くなり、代謝がどんどん悪くなります。

食べた物をそのまま体脂肪としてたくわえてしまう危険性あり!

また、そのストレスの蓄積は、反動による食べすぎにもつながります。

おいしく食べると…

活動的になる

「おいしい物を食べたから、ちょっと多めに歩いてみよう!」

そう思った経験はありませんか?

エネルギーを摂取したら、動いて消費するのが健康的なダイエットの基本。

おいしく食べれば、活動的になることができるのです!

食欲が安定する

人間の食欲には2種類あり、そのほとんどが、エネルギー不足による食欲ではなく、「おいしそう」などという感情から生まれる食欲です。

好きな物を食べることができるという安心感によって、その食欲が生まれることも少なくなります。

結果的に、食欲のコントロールがしやすくなるのです。

食事制限でより太りやすく?

一昔前はダイエットの王道だった「食事制限」。

食事制限により、一時的には痩せても、リバウンドをしてしまう。

制限により筋肉は減っているので、より美しくない体に……。

そんな恐ろしい未来は避けたいですよね!

せっかく努力するのであれば、より太りやすくなってしまう可能性が高い食事制限ではなく、なんでもバランス良く食べて、しっかり動いて消費していくことが大切です。

コントロールしていくことが大事♪

食事制限をしない=好き勝手に食べすぎる、という意味ではありません。

必要な量を食べて、不必要なカロリー摂取を増やさないというコントロールが必要です。

農林水産省と厚生労働省が共同で作成した「食事バランスガイド」は、何をどのくらい食べたら良いのかわからない人のための、基本の指針としておすすめ。

毎日パーフェクトな食事管理は難しいですから、2~3日の範囲で、食べすぎていないか?足りていない栄養はないか?チェックしていくだけで大丈夫。

あとは、活動しなければ、筋肉は衰え、代謝も悪くなっていきますから、しっかり動く習慣を!

毎日の食事を楽しみながら、健康で美しい体を目指していきましょう!

この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
健康で美しい体を目指す主婦を全力で応援する、ママダイエットインストラクター。
サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。
7歳の息子を育てる母。元・大手学習塾教室長。-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。

計算中