禁酒しなくてもOK!?-10kgの主婦の脱・お酒太り対策!

2021/05/21
  • 10kg痩せて読モになった、ママダイエットインストラクター。元・大手学習塾教室長。 もっと見る>>

運動苦手ながら、160㎝57kg→47kgの減量に成功したママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
「お酒が好きだから、ダイエット出来ない!」そんな風に思っていませんか?私もお酒は好きで、週に1回ワインを飲みます。飲むと、太るイメージのあるお酒ですが、実際のところはどうなのか。今回は、ダイエット中のお酒について考えてみました!

お酒はエンプティカロリー?

お酒はエンプティーカロリーと言われます。
エンプティー=からっぽ!?じゃあ太らないの!?と喜んだ皆様、ごめんなさい。エンプティーとは、栄養素を含まないという意味です。アルコール自体のカロリーは1gあたり7.1kcalで
カロリーはあります。
一般的なビールのカロリーは500ml缶で200kcal前後。ワインは、グラス1杯70kcal前後。そこまで高カロリーではありません。「ダイエット中は、絶対に飲んじゃダメ」というほどの悪者とはいえません。何より、お酒好きな人にとって、禁酒ほど辛く、ストレスになるものはないでしょう。ストレスを溜めるよりは、工夫して、お酒と付き合いながらダイエットする方が、心身共に健康にいられます。

脱・お酒太り対策

お酒と上手に付き合う3つのポイントです。

1.NO!美味しすぎるおつまみ

まず、ダイエットの一番の敵になるのは、お酒のアテ!
揚げ物が食べたくなったり、味の濃いおつまみが欲しくなったり、酔って気が大きくなって、甘いデザートまで食べてしまう!お酒を飲むことで、単純に食べる内容、量共にカロリーオーバーすれば、太ることに繋がります。そもそも、お酒を飲むと、アルコールを分解するために、肝臓はフル稼働状態。肝臓の他の働きである、糖質や脂質の代謝をする余裕がありません。代謝が追い付かない糖や脂質は、中性脂肪として蓄えられます。よって、太ることに繋がるのです。
ですから、お酒を飲む時は、肝臓の仕事量を考えて、お食事から摂るカロリーを控え目にする意識が大切です。

2.飲む量は「適量」

1缶200kcalのビールも、2缶飲めば400kcal。量が増えれば増えるほど、摂取カロリーも加算されますし、前述のように、肝臓での処理が追い付かなくなります。飲む場合は、「適量」です。お酒は嗜好品ですから、200kcalくらいまでの量が良いです。ビールなら1缶。ワインならグラス2杯。
また、毎日飲酒することは避け、休肝日を設けるなど、肝臓を労わってあげることも大事です。内臓機能を正しく働かせる習慣も、健康的なダイエットには不可欠です。

ちょっとだけ飲みたい時は、250mlの可愛らしいサイズの生ビールも売っています。量を考えると少し割高ですが、飲みすぎ防止には一役買ってくれますね。

3.お酒の種類も見て!

お酒の種類によって、カロリーだけでなく、栄養成分が大きく異なります。
ビールやワインなどの醸造酒であれば、糖質も多く含まれます。逆に、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は、アルコールのみです。糖質のことだけ考えれば、蒸留酒の方が太りにくいといえるでしょう。
糖質オフのビールも多く発売されていますが、こちらは人工甘味料でビール風に味付けしている物。お味が好きなら良いかと思いますが、個人的には、わざわざ選ばなくても良いと思います。

「嗜好品」=ダイエット中はご褒美

お酒は、あくまで「嗜好品」。スイーツが好きな人が、ケーキを食べるのと一緒です。
ダイエット中のお酒は、当たり前のようにたくさん飲むのではなく、日常の中での特別感を出す必要があります。私の場合は、週1回のご褒美と決めています。
もともと、毎日たくさん飲む習慣がある方にとっては、最初は辛いかもしれません。でも、ダイエット成功には、継続出来る習慣を手に入れることが不可欠!
禁酒しないでも、上手にお酒と付き合いながら痩せられる方法を見つけていきましょう!

この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
元・大手個別指導学習塾教室長の運動苦手ダイエットインストラクター。サンキュ!STYLEライター。サンキュ!25周年専属読者モデル。
5歳の息子を育てるママ。-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。

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