家族がコロナの濃厚接触者になった!完全自宅待機の14日間
幼稚園年長の息子を持つママダイエットインストラクターで、サンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
5月のある日のこと。息子の通う幼稚園から連絡があり、息子が新型コロナウイルスの濃厚接触者と認定されました。感染対策にも慣れ、どこか他人事になっていたコロナが本当に近くまで迫ってきた日。完全自宅待機となった14日間に考えたこと、やったこと。これから同じ状況になった方に、少しでも参考になるように綴ります。
濃厚接触者になる
それは突然のことでした。休日に幼稚園からのアプリでの連絡。
「当園関係者に、新型コロナウイルス感染者が確認されました。保健所による行動調査の結果、園内に複数の濃厚接触者が特定されました。今回特定された濃厚接触者には、PCR検査を実施します。また、濃厚接触者に特定された方には個別に連絡します。」
だいたいこのような文面でした。
関係者にコロナ感染者が出たのは初めてではありませんでした。ですが、濃厚接触者が出たのは初めてです。うちの子が濃厚接触者の可能性は?混乱しながら、幼稚園へ電話するも、当然繋がらず。
不安な気持ちで待つこと数分後、園からの電話。「息子くんが濃厚接触者になりました。」
園での集団でのPCR検査の日時を確認、冷静でいたくてもいられませんでした。とにかく、陰性でも陽性でも、14日間は完全自宅待機で人との接触を避けないといけないということがわかりました。
息子が陽性だったら、私たち家族は?昨日遊んだお友達は?陽性だった場合のことを考えながら、各所に電話。
向こう14日間の習い事の予定キャンセル、前日に遊んだお友達に謝罪、頻繁に会っていた実家の家族にも連絡。3週間後に結婚式を控えた友人にも、行けなくなる可能性があると報告。夫も、職場に連絡し、最悪の場合の想定をして準備を始めました。
濃厚接触者の定義
濃厚接触者の定義って何なの?どういう状況だったらなるの?
気になってたくさん調べましたが、自治体によって微妙に異なるようです。今回は、マスクを外してメロディオンを演奏した時間があったことで、複数の園児が濃厚接触者として特定されてしまったようです。ここで実感する、「マスクの重要性」…。前日にお友達と遊んだ時、屋外だから、と気が緩んで子どもたちはほとんどの時間、マスクを外していたことを思い返し、血の気が引いていく思い。
幸い息子は元気いっぱいでしたが、「無症状 陽性」をネットでひたすら検索し、夜も眠れぬ状態。仕事もやる気が出ず、心の余裕がなくて、サンキュ!STYLEの記事も書けませんでした。
精神的な不安
濃厚接触者とわかったからといって、すぐにはPCR検査を受けることが出来ませんでした。
息子がPCR検査を受けられたのは、特定されたという連絡があってから、3日後。さらに、その結果「陰性」とわかったのは2日後でした。
「陽性かもしれない、陽性だったら色々な人に多大な迷惑をかけてしまう」という恐怖との闘いの5日間。
それでも、息子は不安な思いにさせてはならぬという思いから、庭で遊んだり、新しいLEGOを開けて作ったり、運動したり、昼間は活動的に過ごしました。
自宅待機の間にあって良かったもの
ネットスーパー
買い物に陽性かもしれない息子を連れて行くわけにはいかないので、冷蔵庫の食料は底を尽きました。それでも、私の場合はいつも買い物するイオンのネットスーパーが使えたので、困ることはありませんでした。配送料330円で届けてくれました。
宅配エリアによっては注文出来ないので、万一の時に、自分の家が宅配エリアになっているネットスーパーはどこなのか知っておくと便利です。
未開封LEGO
作っていなかった私のディズニーLEGOコレクションを開封し、一緒に作りました。
時間がたっぷりある時こそ、LEGOの大物を作るのはオススメです。
庭遊びグッズ
お天気が良い日が多かったので、庭でチョーク遊びや水遊びをしました。
庭遊びグッズは、去年の緊急事態宣言の期間に充実させておいたので、とても役立ちました。
家の中でも、YouTubeのエクササイズをしたり、リングフィットアドベンチャーをプレイしたりと、運動不足にならないように過ごしました。
引き続き、頑張りましょう!
私が住んでいる神奈川県は、緊急事態宣言の対象にはなっていません。それもあり、そろそろコロナ対策にも慣れてきたかな~なんて呑気な日々を送っていました。持病もないし、若いから重症化しないし、大丈夫と考える人もいると思います。
でも実際に濃厚接触者の家族として14日間過ごしてみて、結果陰性だったので、コロナに感染したわけではないのに、精神的な負担が本当に大きかったです。もちろん悪いことばかりではなく、幼稚園も習い事もなくて、家からも出られないから、息子とのんびりとした時間を一緒に過ごせたことはとても良かったです。でも、もう一回経験したいかと言われたら、お断りします。
日常生活を送っていて、コロナに感染する可能性は高くはないと思います。でも、ゼロでもありません。目に見えないウイルスとの闘いも長くなってきましたが、引き続き、しっかり対策していきましょう!