元・大手学習塾教室長が考える!新学年の塾選び

2023/02/20
  • 10kg痩せて読モになった、ママダイエットインストラクター。元・大手学習塾教室長。 もっと見る>>

元・大手学習塾教室長で、現在も夫の経営する学習塾のサポートをしているサンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。

春からは新学年!

そろそろ塾選びを始めようという人も多い時期だと思います。

この時期に塾通いを始めたい人へ。私の考える、塾選びのポイントを3つご紹介します。

新学年を迎える時に入塾する人って多いの?

そもそも、この時期に入塾する人が多いのか?

ご想像の通り、新学年を迎える春休みのタイミングでの入塾は多いのです。

同じく、夏休みに入る前や、定期テストの後の秋なども入塾する人が多いタイミングです。

春休みは、前学年の復習もすることができ、新学年の予習もできるタイミングなので、余裕を持って取り組みたい人には良いチャンスだといえます。

塾選びのポイント3つ

塾選びのポイントは、「人、場所、お金」の3つです。

1.人

まずは、とにかく「人」。

同じ大手の看板を下げた塾でも、中で働いている先生たちはそれぞれの教室で違います。

ホームページや口コミだけでは、どんな雰囲気の教室なのかわかりにくいです。

ほとんどの塾が、見学や体験授業を受け付けているので、足を運んでみるのが一番!

塾の口コミサイトは、同業の人が悪いことを書き込んでいたり、何年も前の口コミだと、在籍の先生が変わっていたりする可能性も高いので、それだけを信じることは避けた方が無難です。

実際に通うお子さんが、この先生だったら習ってみたい!と思える先生がいるのが一番!

保護者の方が、進路などを相談しやすいと思えるかどうかも、同じくらい大切です。

進学塾なのか、補習塾なのか、そのどっちでも可能な塾なのか?

そういったカリキュラムや方針なども、しっかりとわかるように説明してくれる人がいるのか、見極めてください!

自分の塾の説明がよく伝わらない先生が、お子さんに学習内容をしっかり伝えられる授業を展開できるとは思えませんからね。

2.場所

通い始めたら、コロコロ変えるのではなく、できるだけ長く通いたいですよね。

ですから、「場所」も大事なポイントです。

講習期間や、受験前になると、塾へ通う頻度も増えていきます。

雨や雪など天候の悪い日でも、お子さんが一人でも安全に通うことができる経路なのか?

保護者の方が送り迎えするならば、車を一時的に停めておけるような場所はありそうか?

など、場所の観点も含めて選ぶと、負担を減らすことができます。

3.お金

最後は、「お金」。

こちらも忘れてはいけません。

当然ながら、入塾を検討している時点で、月謝や教材費、その他雑費などは、塾の方から説明があると思います。

毎月の月謝以外に、各講習の費用は?模試代は?

合宿があったり、追加購入の教材があったり…とさらにかかる費用はどの程度なのか?

確認しておく必要があります。

塾業界で働いてきた人間が言うのもおかしな話ですが、「塾は、高いお金がかかる!」

その分、学校だけでは得られない知識や先生との出会いがあります。

たとえば、新中学1年生で入塾したら、高校受験終了までのトータルの費用はどのくらいなのか?

把握してから入塾すると安心です。

逆に、その質問をした時にハッキリと答えてくれない塾は、あまり信用がおけない塾なのではないかと、個人的には思います。

塾選びを楽しんで!

「今日ご入塾いただけましたら、キャンペーン中なので、入会費が無料になりますよ!」

私も教室長時代、何度も言ったことがあるセリフです。

塾の先生は言うけれど、聞き流してください。

ぜひ、キャンペーンのお得感よりも、長く通える塾になりそうかどうかという視点で選んで欲しいのです。

塾は、学校とは違って、行かなくてはいけないわけではないし、毎日過ごす場所でもありません。

でも、お子さんの学習だけでなく、人生にとって、少なからず影響を与えられる場所になることは間違いありません。

だから、ぜひ家族の皆さんも一緒に、楽しんで塾選びをしてみてくださいね。

この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
7歳の息子を育てる母。元・大手学習塾教室長。現在は、夫の経営する塾のサポート。
健康で美しい体を目指す主婦を全力で応援する、ママダイエットインストラクター。
サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。
-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。「勉強とダイエットは似ている」をモットーとして、ダイエット個別指導やセミナー、執筆等の活動をしている。

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