【元・大手学習塾教室長のぶっちゃけ】塾選びの時期は春休み前か後どっち?
元・大手個別指導学習塾の教室長で、現在は夫の塾経営をサポートしているサンキュ!STYLEライターの渡邉有紀です。
そろそろ、新学年のことが気になり始める時期。
塾選びの時期は、春休みのゆったりした時期を待つべきなのか?早く動き出すべきなのか?迷う人もいると思います。
塾選びの時期のおすすめとメリットをお伝えします。
塾の繁忙期は避けたほうがいい?
そもそも、塾の繁忙期はいつなのか。
受験が多い2月だけだと思われることが多いのですが、冬期講習の計画を立てる11月頃から受験真っただ中の2月中旬はもちろんのこと、新学期が始まり、新規入塾の増える4月までずっと続きます。
よって、「受験が終わってから相談に行った方がいいかな?」という気づかいは不要!
受付専門のスタッフさんがいる塾以外は、繁忙期に飛び込みで突然行くと対応してもらえない可能性もありますが、電話やホームページから前もって見学の予約さえしてもらえれば、塾の先生は相談に乗る時間をつくることができます。
早く塾選びを始めるメリット3つ
塾に通ってみようかな?と思ったその日が動き出すベストタイミング!
早く塾選びを始めると、こんなメリットがあります。
1.自分に合った塾を見つけやすい
塾はいい悪いではなく、とにかく、先生との相性!
知人が志望校に合格できたからといって、その塾が自分にとっても学力を伸ばすことができる場所とは限りません。
早めに選び始めることで、色々な塾を体験することができます。
春休みが始まってからのタイミングだと、新学年のカリキュラムがもうスタートしてしまうのでバタバタと通う塾を決めることになってしまったということもありえます。早めの行動で、じっくりと余裕をもって選ぶべし!
塾の先生としても、自分の塾に通ってほしい気持ちはもちろんありますが、それ以上に、生徒さんが学力を伸ばして目的を達成できるところをしっかり選んでもらえたらうれしいと思っているのが本音です。
塾は学校とちがってサービス業ではありますが、「とりあえず生徒が通ってくれればいい」という、金の亡者みたいな先生は、私の知る限りでは見たことがありません。
2.勉強習慣がつけやすい
当然ながら、早く塾に通い始めれば、早く勉強習慣を整えやすくなります。
塾に通いはじめれば、授業を受けている時間だけでなく、予習復習をしたり、宿題をしたりする時間も含め、生活のタイムスケジュールに変化が起きるはずです。
勉強習慣をつけるのは、早い方がいいですよね!春休みを待たずとも、どんどんいい方向への変化をしたいのならば、早めの行動が大切になってきます。
3.相談に乗ってもらいやすい
ここはちょっと裏事情。
春期講習などの新規入塾生が多い時期になると、塾の先生は、たくさんの生徒さんと保護者さんの顔と名前、相談内容などを一致させるのにとても神経を使っています。
簡単に言えば、先生も人間なので、覚えて、必要なことを準備するのに手いっぱい!気持ちの上ではもっと相談にも乗りたいけれど、時間が足りないということもあります。
早めに塾に入ることで、物理的に時間も取りやすいので、色々な相談に乗ってもらいやすくなるメリットもあるのが本当のところです。
早めの塾選びが功をなす
塾選びを始めて、「通うタイミングは今じゃないな」とか、「合うところがないな」という結論になることもあるかもしれません。
塾は必ず通わなければいけない場所ではないけれど、学習において効率よく目標達成をする手助けをしてくれるところです。
もしお子さんが通おうか迷っていたら、ぜひ早めに行動してみてください。今は、ほとんどの塾が、インターネットから問い合わせすることができるようになっています。
みなさんのお子さんが楽しく勉強できる環境が見つかりますように。
この記事を書いたのは。。。渡邉有紀
元・大手学習塾教室長。現在は夫の塾経営サポートをしつつ、「勉強とダイエットは似ている」をモットーとしてダイエット指導をおこなうダイエットインストラクター。
サンキュ!STYLEライター。サンキュ!読者モデル。小2の子を持つ母。
-10kgのダイエットに成功し、日本ダイエット健康協会認定インストラクターの資格を取得。
TBS「熱狂マニアさん!」にテレビ出演。