超過激?!おうち時間には昼ドラ並みに楽しめる『源氏物語』はいかが?

2020/06/30
  • 子連れ外出が得意なおでかけマイスター!1歳息子&5歳娘の2児ママ。ハンドメイドと可愛いものが大好き!もっと見る>>

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのヨシダリエです。

徐々にこれまでの日常が取り戻されていく中、それでもコロナ感染者は増えつつあり、なかなかおうちから出られませんね…
お出かけしたいけれどやっぱりおうちが1番安全、そんなときに暇つぶしにオススメの文学を紹介します。

誰もが一度は見聞きしたことがある「源氏物語」

「源氏物語」
誰もが教科書などで一度は目にしたことがあるかと思いますが、現代語訳でも全文を読んだ人は少ないと言われています。
…なんてもったいないッッ!!
実は「源氏物語」には主婦の大好きな昼ドラ要素がたくさんあるんです!

そもそも「源氏物語」は、平安時代に紫式部が書いた長編小説。主人公・光源氏を通して恋愛、栄光と没落、政治、権力闘争など平安時代の貴族社会を描いた物語です。
「源氏物語」は54帖の巻で構成され、第1部は光源氏の誕生と栄光を、第2部は光源氏の苦悩を、第3部は「宇治十帖」と呼ばれ光源氏の子が活躍する、大きく分けて3部で構成された物語。
光源氏の父から孫までの4世代に渡るお話で、およそ70年間分に及ぶ時代を描いています。
宮中に仕えた紫式部が見聞きしたことをラブストーリーに仕上げており、それは自身の経験や実体験を交えているとか、光源氏のモデルは〝源 融(みなもとのとおる)〟など実在していた人物だとか諸説ありますが、実際のところはわかりません。

これだけ聞くと、長いし面倒くさそう…堅苦しいな…と思われてしまうかもしれません。
でもそれはちょっと待って!!
この「源氏物語」は20ヵ国以上の言語に翻訳され、世界中から高い評価を受けている、とってもスゴい古典文学なんです。
その高評価のワケは、平安時代の衣食住、着物、香、歌など、世界からウケる日本文化がたっぷり凝縮されていることと、文章の美しさ、話がしっかりしていることにあると思われます。
そして何より過激な恋愛模様!

ノンストップで読みたくなるスキャンダルだらけの内容

現代で行われたら大スキャンダルになるであろう恋愛沙汰が満載。
光源氏だけ見ても、不倫・略奪・マザコン・ロリコン・男色・熟女思考…ともうお腹いっぱいの内容。ワイドショーを賑わすアノ人の100倍くらい罪深いにも関わらず、不思議なことに紫式部の描写や美しい情景、文章が全てを「みやびやか」に見せてくれ、読後感を満足にしてくれます。
最終的には、ただのチャラ男、パリピ、プレイボーイでどうしようもなかった光源氏にも別の一面を見出せるように。

そして念頭に置いておきたいのが、この物語が1000年以上も前に書かれた物語であること。時代を学べるだけでなく、当時の人々の生活や意識、文化も知ることが出来るのが醍醐味。
平安時代と聞くときらびやかなイメージを思い起こす人が多いかもしれませんが、実は魑魅魍魎や天災・疫病に怯えた時代でもあります。こういった時代の人々はコロナウイルスに怯える現在を生きる私たちに通じるところも。

とにかくオススメなのは気軽に読める漫画!

林真理子さんや瀬戸内寂聴さんの書かれる書籍や「源氏物語」関連本、「源氏物語」をテーマにした漫画や映画も多くありますので、興味の惹かれる書籍や作品を手に取るのが1番だと思います。

学生時代、「源氏物語」を研究し関連文献を100冊以上読み漁った私のオススメは断然、大和和紀さんの描く「あさきゆめみし」。
漫画なので入門しやすいことと、イラストで時代や文化、登場人物がイメージしやすいのが◎。研究人として特に推したいポイントは、この「あさきゆめみし」、最初から最後まで原文がほぼキレイに再現されていること!
気になった方、ぜひ一度読んでみてください。



◆記事を書いたのは・・・ヨシダリエ
年長さんの女の子、2歳の男の子の2児ママです。可愛いもの、美味しいもの、楽しいことを求めて関東周辺をウロウロしています♪(現在自粛中)

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