【大人なら覚えておきたい】"やぶさかではない"の正しい使い方、知ってる?

2020/03/03
  • 暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆するオールラウンダー。とりわけ北欧インテリア・家計・読書が好き。もっと見る>>

こんにちは。
これまで1,000冊以上の本を読んできた読書マニアのサンキュ!STYLEライターあやをです。

今回は、日本人なら知っておきたい、きれいな日本語が楽しく学べる一冊をご紹介します。

「やぶさかではない」の正しい意味は?

突然ですが問題です。

「やぶさかではない」の意味は、どちらでしょうか?

A . 仕方なく〜する。
B . 喜んで〜する。

正解は..............


B 「喜んで〜する」です!

多くの人が、Aの使い方をしているのではないでしょうか?
このように、日本語には間違って使われがちな言葉が実はたくさんあるのです。

大和言葉つかいかた図鑑: 日本人なら知っておきたい 心が伝わるきれいな日本語

"よんどころない"=やむを得ない
"つつがなく"=無事に
"なかんずく"=特に、とにわけ
"よしなに"=良いように、よろしく

など、日本に古くからある「大和言葉」の由来や使い方が分かりやすく解説されている一冊。

聞いたことはあるけれど自分では使ったことないな...という言葉がたくさん登場します。
そして、なるほどこれはこう言い換えれば綺麗な日本語になるのか!という発見も。

「若干」ではなく「いささか」
「詳細に」ではなく「つぶさに」

など、これだけでぐっと品が良くなりますよね。

10代、20代の日本語の乱れがどうとか言われて久しいけれど、30代や40代だって、綺麗な日本語を使える人は意外と少ないのではないでしょうか。

少し気をぬくと何でも「やばい」で片付けている、なんてこと、ありませんか?

かく言う筆者もすぐに「マジ◯◯」などと言ってしまうタイプ。これも今度から「甚だ」とか「すこぶる」に変えてみましょう。

「マジ卍〜」は「甚だ卍〜」になるわけですね。「すこぶる卍〜」とか。(卍すらももう古いのでしょうか)

綺麗な日本語を使いましょう

略語や新語が飛び交う昨今ですが、できることなら綺麗な日本語、品のある言葉を使える大人でいたいものです。

この本は、イラスト満載でユーモアを交えながら大和言葉が紹介されているので、楽しく学ぶことができますよ。

一見難しそうに見えるけれど、実際には日常生活ですぐに取り入れられる言葉ばかり。

手始めに、皆さん今度からお誘いを断るときには「のっぴきならない事情があるので欠席します」と言うことにいたしましょう。

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◆記事を書いたのは・・・あやを
インテリアも節約も収納も料理もそこそこな肩書き迷子。強いて言うなら暮らしにまつわるあれこれを幅広く執筆する「暮らし」のオールラウンダー。お金好きが高じてFP2級を取得。暇さえあれば本を読んでいる読書家。Instagramでも定期的に読んだ本を紹介しています。

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