コロナ疲れにも!?薬膳コーディネーターオススメの旬料理3選
皆さんこんにちは。
薬膳コーディネーターのこじまはるなです。
お家で過ごす時間が増え、毎食のご飯作りが大変ですよね。
お子さんと盛り上がれるパーティ料理や、簡単な麺や丼物だけ、息抜きで買ったテイクアウトはお肉や揚げ物だらけ…ついついスイーツやお酒にも手が出てしまい、胃腸が疲れていませんか?(それは私です)
でも、栄養バランスを考えて献立を決めるのは大変ですよね。
そこで、手軽に栄養が摂れる方法として、個人的にオススメしたいのは、旬のものを食べることです。
しかも旬の食材は、安くて美味しいです。
今回は、春から初夏に旬を迎える食材を使った、胃腸にも優しいオススメレシピをご紹介します。
オススメ食材:アスパラガス
アスパラガスに含まれる「アスパラギン酸」の疲労回復効果は、栄養ドリンクにも使われるほどです。
クセが少ないので食べやすく、様々な料理に使えます。
旬の時期:4〜6月
主な効能:消化器官の働きを高める、食欲増進、新陳代謝の促進、疲労回復、便秘解消 など
オススメ料理:丸ごとつくね
お家居酒屋にもぴったりのメニューです。
インパクトがあり、食べ応えもバッチリです。
体を温め、胃の働きを補う大葉もたっぷり使いましょう。
肉や魚の良質なタンパク質と一緒に取ることで、肌のターンオーバーが整い、シミ・そばかすの予防効果も期待できます。
材料(2人分)
・アスパラガス 6本
●豚ひき肉 250g
●大葉(みじん切り) 5枚
●生姜(すりおろし) 小さじ1
●醤油 小さじ2
●卵 1個
●片栗粉 大さじ1.5
・酒 大さじ2
✩醤油、みりん、砂糖 各大さじ2
作り方
①アスパラは根元を切り落とし、硬い部分はピーラーで剥いておく。
②ボウルに丸を全て入れ、粘りが出るまで混ぜ合わせる。
➂アスパラを②でギュっと包む。(上下は出す)
➃油を引いたフライパンに➂を入れ、焼き目が付いたらひっくり返す。全体に焼き色がついたら酒を入れて蒸し焼きにする。
※ひっくり返す時に肉とアスパラが離れやすいです。くっつかないアルミホイルを引いてから焼くと、ひっくり返しやすいです。
⑤✩を良く混ぜてから➃のフライパンに入れ、照り焼きにする。
オススメ食材:新玉ねぎ
旬の時期しか食べられない新玉ねぎ。
甘くて食べやすいですよね。
旬の時期:4〜5月
主な効能:精神を安定させる、消化を助けて食欲を増進させる、血流を良くする など
オススメ料理:トンデリング
旬の新玉ねぎを豚肉で巻いた、見た目も楽しいおかずです。
新玉ねぎの甘さと、たれの相性が抜群です。
もちろん、普通の玉ねぎでも作れます。(栄養価は変わりません)
豚肉のビタミンB1が玉ねぎの成分と結合するため、効率よく摂取できます。
材料(2人分)
・新玉ねぎ 1個
・豚バラ肉 200g
●醤油 大さじ3
●酒 大さじ3
●酢 大さじ2
●砂糖 小さじ1.5
作り方
①新玉ねぎは1cmくらいの輪切りにする。真ん中部分を抜いて、2重の輪を6個作る。
②①で残った玉ねぎはみじん切りにする。
➂豚肉を広げ、軽く小麦粉を振る。
➃①の玉ねぎに➂の豚肉をきつく巻きつける。(玉ねぎ側に小麦粉が付いた面が来るように)
⑤②の玉ねぎに●を混ぜる。
⑥油を引いたフライパンで➃に焼き目をつける。
➆⑤を入れ、蓋をして煮詰める。
オススメ食材:アジ
アジは魚の中でも幅広い効能を備えた優れた魚です!
味が良いので「あじ」と名付けられたという話もあるほど、旬のアジは美味しいです。
旬の時期:6〜9月
主な効能:胃腸を温める、食欲を増進する、疲労を回復する など
オススメ料理:混ぜご飯
鯵は干物にすることで、ビタミンやミネラルなどの栄養素が濃縮されます。
干物をほぐして、薬味や梅干しとご飯に混ぜることで、魚臭さが消えて食べやすくなります。
たっぷりの薬味で、食欲も増します。
材料(2人分)
・アジの干物 中1枚
・梅干し 2個
・大葉 3枚
・みょうが 2個
・きゅうり 1/2本
・ご飯 1号分
作り方
①アジの干物は焼いて骨、皮、頭を覗き、食べやすい大きさにほぐす。
②梅干しは種を取って包丁で叩く。大葉とみょうがは千切りにする。
➂きゅうりは薄切りにして塩もみし、水気を良く切る。
➃ご飯に①、②、➂を混ぜて出来上がり。
※お好みで、生姜や白ごまを混ぜても美味しいです。
おわりに
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、旬の美味しいものをたくさん食べて、元気な毎日を過ごしましょう!
◇この記事を書いたのは…こじまはるな
なんでもイヤイヤ息子の子育て奮闘中。
料理と器が好きで、Instagramでは日々の献立をアップしています。
薬膳コーディネーターの資格を取得し、食べ物と健康について勉強しています。
もしお時間あれば、遊びに来てください^ ^