【徹底検証!】茄子を色よく仕上げる方法
みなさん、こんにちは。
サンキュ!STYLEライターのこじまはるなです。
だんだんと秋が近づき、秋の味覚が美味しい季節になりましたね!!
(いわゆる「芋栗南瓜」が大好きな私は、ウキウキしています♪)
今回は、たくさんある秋の味覚の中でも、「茄子」の皮の色を良く調理する方法についてどの方法が効果的か検証をしてみました。
茄子の皮の濃い紫色は、なかなか他の食材にはない彩りなので、上手く利用すると料理が一気に華やぎますね。
そもそも茄子の皮の色素とは
色の正体は、アントシアニン系の色素でポリフェノールの一種です。
抗酸化作用があり、生活習慣病や老化を防止してくれる効果があります。
しかし水溶性なので水に浸かるとすぐに色が出てしまうのが難点です。
ネットなどでよく見かける色落ちを防ぐ方法を試してみました。
《お湯でゆでる》
1.何も入れずに茹でる…1リットルのお湯で1分茹でました。
2.酢を入れてゆでる…1リットルのお湯に大匙1お酢をほど入れ、1分茹でました。
3.ミョウバンを入れてゆでる…1リットルのお湯に5gほどのミョウバンを入れ、1分茹でました。
《レンジ加熱》※皮目は上にして加熱
4.茄子の皮部分に油を塗り、ラップをかけてレンジ(500W)で50秒加熱し、ラップをとって冷ます。
5.ラップをかけてレンジ(500W)で50秒加熱し、ラップをとって冷ます。
6.ラップをかけてレンジ(500W)で50秒加熱し、そのまま冷ます。
結果
1.鮮やかな色はほぼ残っていない
2.何も入れないよりは少し色が残っている
※加熱するため、茄子に酢の味はほとんど残りません。
3.きれいな青色が強く出た
4.皮の濃い色が残った
5.皮の濃い色が残った
6.きれいな薄紫色になった
考察
今回試した中ではミョウバンとレンジ加熱が有効でした。
加熱時間も短く手軽なので、普段はレンジ加熱が便利そうです。
食卓に出したい色によって、加熱方法を変えてみるのも面白いですね
写真だと少し分かりづらいですが、こちらのカレーには5.レンジ加熱+ラップをとって冷ました濃い色の茄子を使用しています。
レンジ加熱のみでは味気なく、少し風味が欲しいように思ったので、皮ではない方に焼き目を付けて料理に添えています。
また、こちらの和え物には、6.レンジ加熱+ラップをしたまま冷ました薄い色の茄子を使用しています。
レンジ加熱後は味も染みやすいので、ポン酢やめんつゆをかけるだけでも立派な一品になります。
おわりに
色がきれいに出ているのも素敵ですが、個人的には茶色くクタクタになった茄子も好きです。
調理方法によって様々な魅力がある茄子。これからの季節、楽しみたいですね!
◇この記事を書いたのは…こじまはるな
なんでもイヤイヤ息子の子育て奮闘中。
料理と器が好きで、Instagramでは日々の献立をアップしています。
薬膳コーディネーターの資格を取得し、食べ物と健康について勉強しています。
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