今大注目の【免疫力!】免疫力を高めるおやつ〈発酵あんこ〉の作り方

2020/03/05
  • おやつ料理家。小学生と中学生の2児の母。シュタイナーとフランス菓子をベースにしたおやつの教室を主宰。もっと見る>>

こんにちは。元幼稚園教諭、おやつ教育家の橋爪ひとみです。
おやつ教室主宰、料理家、今年は発酵おやつをテーマにおやつ作りをしている中学生、小学生姉妹のお母さんです。

免疫力!

【免疫力!】
最近よく聞く言葉です。
栄養のある食べ物を食べる、規則正しい生活をする、湯船にゆっくりつかる、
睡眠を十分にとる…などで身体を健やかに保つことで免疫力が上がるそう。

また、〈腸内環境〉を整えることでも免疫力を高められると知り、
今回は、免疫力を高めるおやつ【発酵あんこ】をご紹介します。

発酵あんことは

発酵あんこは、米麹と小豆で作ります。

発酵あんこに使う米麹は、腸内環境を整えるアミノ酸、乳酸菌、食物繊維が豊富。
そして、免疫力を下げる砂糖を一切使わないので、より身体にうれしいですね。

発酵食品の米麹は、発酵する段階で甘さや旨味の元が作られますので、
そのため砂糖が入らなくても甘みを感じるのです。

小豆も食物繊維が豊富な食べ物。
なんと、小豆は縄文時代からあったそうで、古来から食されてきた食べ物なのですね。

以前、発酵あんこの進化形【発酵コーヒーあんこ】をご紹介しましたが、
今回は、そのままの【発酵あんこ】をご紹介します。



発酵あんこレシピ(炊飯器で発酵させます)

【材料】
・小豆 150g
・米麹(乾燥)150g
・小豆の茹で汁 適量
・水      適量

【炊飯器での作り方】
①アク抜きをする。
小豆をよく洗い鍋に入れて、小豆がかぶるくらいの水を加えて中火にかける。
沸騰したら5分ほど煮て湯水を捨てる。
②小豆を湯がく。
鍋に小豆を戻し入れ、小豆がかぶるくらいの水を加えて火にかける。沸騰したら弱火にし、小豆が柔らかくなるまで40分〜1時間ほど煮る。途中水分がなくならないようにし、時々水を足す。
③米麹を加える。
小豆が指で軽くつぶれるくらいになったら、60度まで冷まし、炊飯器に米麹と小豆のゆで汁(50ml〜100ml)を入れ全体を混ぜ合わせる。
④炊飯器で発酵させる。
炊飯釜に濡れ布巾をかぶせて、ふたをせず保温モードで6~8時間発酵させる。
2~3時間ごとに全体をかき混ぜる。布巾が乾いたら濡らしてかぶせる。
⑤仕上げ。
出来上がったら全体を混ぜ、上からめん棒などで潰すしてお好みの粒加減にする。

今日のおやつは、発酵あんこのおはぎ。

餅米は、表示通りに作りあんこで包みます。
ラップにあんこを薄くのばして、その上に俵型に握った餅米おにぎりを置いて
包むと手も汚れず綺麗に包めますよ!

美味しくできますように!そして免疫力もアップして健康に過ごせますように。


最後までお読み下さり、ありがとうございました。

■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ。
私たちの体は食べたものでできている。でも、それだけではなくて…
過去の人たちが食べてきたもののおかげで今の私たちの体ができている。
だから、昔の知恵料理、食べ継がれてきたものを大切に。
今年は発酵をテーマにおやつ作りをしています。

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