【水キムチって知ってる?】スープを飲む理由が分かった!汁ごと味わう〈水キムチ〉レシピ

2020/03/09
  • おやつ料理家。小学生と中学生の2児の母。シュタイナーとフランス菓子をベースにしたおやつの教室を主宰。もっと見る>>

こんにちは。元幼稚園教諭、おやつ教育家の橋爪ひとみです。
おやつ教室主宰、料理家、今年は発酵おやつをテーマにおやつ作りをしている中学生、小学生姉妹のお母さんです。

水キムチ

スープは飲むべし!

キムチと言えば、赤唐辛子の赤いイメージがありますが、
〈水キムチ〉は、透明、あるいは白濁した爽やかな白色スープのイメージ。

水キムチに入るりんごなどの果物や塩辛、〈のり〉となるもち米が乳酸菌の発酵を促し増やす役割をするので、スープが栄養満点なんです!

韓国では、このスープを冷麺の汁にもするそうです。

スープを飲むべき理由は…
腸内環境を整える乳酸菌がたっぷり入っているから!なんです。

【レシピ】水キムチの作り方

材料(作りやすい分量)
・かぶ 500g (5個くらい)
・れんこん 100g
・グリーンピース 適宜
・りんご 1/2個
・しょうが ひとかけ(みじん切り)
・イカ(アミ)の塩辛 10g

〈A〉
・甘酒 50ml
・塩麹 小さじ1/2
・水 700ml

<のり>
・白玉粉 大さじ2
・水 200ml

作り方
①野菜、果物を食べやすい大きさに切る。グリーンピースは湯がいておく。
しょうがはみじん切りにしておく。

② 鍋に白玉粉を入れて分量の水を少しずつ加えて溶き、中火にかける。
粘りがでるまで木べらで練り、粗熱をとる。
野菜に付いた乳酸菌の発酵を助ける役割をするのが、この〈のり〉です。

③②とAをよく混ぜ合わせる。ダマになるようなら混ぜ合わせてからざるでこす。

④保存容器に①と③を入れる。
味を見て、お好みで塩、砂糖を加える。常温で一晩おいて発酵させる。
プクッと小さな泡が出て、酸っぱい香りがすれば発酵してきたしるし。
冷蔵庫に移して保存する。

【保存】
冷蔵庫に移してから6日くらいで食べきる。
食べごろは3~5日目。

〈野菜はなんでも〉
私は家にある野菜で作りましたが、ほかに、人参、白菜、大根、きゅうり、せり、ラディッシュでも。
庭にレモンがなっているので、私はレモンも輪切りにして加えました。よりアッサリさっぱりいただけます。今の季節は柚子や金柑でもいいですね。
 

玄米塩麹もお気に入り
甘酒は濃縮タイプのものを使用

汁ごと味わう水キムチ!

日が経つにつれて、野菜や果物が他の材料と混ざり合い旨みがでてきて、まろやかな酸味と野菜や果物の甘みが引き立つので、野菜も汁も美味しい!

ぜひ汁ごと味わっていただきたい水キムチ。

身体に染み込む美味しさですよ。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

■この記事を書いたのは・・・
おやつ教育家 橋爪ひとみ。
私たちの体は食べたものでできている。でも、それだけではなくて…
過去の人たちが食べてきたもののおかげで今の私たちの体ができている。
だから、昔の知恵料理、食べ継がれてきたものを大切に。
今年は発酵をテーマにおやつ作りをしています。

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