親子で一緒に作ろ!お砂糖不使用 もっちもちの甘酒ベーグル 〈レシピあり〉

2020/03/25
  • おやつ料理家。小学生と中学生の2児の母。シュタイナーとフランス菓子をベースにしたおやつの教室を主宰。もっと見る>>

こんにちは。元幼稚園教諭、おやつ教育家の橋爪ひとみです。
おやつ教室主宰、料理家、今年は発酵おやつをテーマにおやつ作りをしている中学生、小学生姉妹のお母さんです。

なぜもっちもちなの?

もっちもちのヒミツは…

その1
ゆでてから焼くので、もっちもち。

その2
パン作りの水分に甘酒を使うので、発酵食品の力でもっちもち。

かみごたえのあるハードなパンのイメージなベーグルも、
もちもち食感が加わるとかむたびに小麦や甘酒の旨味を感じてお腹も満足しますよ!

春休み、お子さんとつくってみてはいかがでしょうか?

甘酒ベーグルのレシピ

〈材料〉
地粉 350g
塩 小さじ1
天然酵母 6g

甘酒(濃縮タイプ)50g
ぬるま湯(35℃くらい)180ml

なたね油 15g

〈作り方〉
1.ボールに地粉、天然酵母(メーカーにより使用が異なりますので表記通りに従ってお使い下さい)、塩を入れてさっと泡立て器で混ぜる。
2.甘酒とぬるま湯を35℃くらいに調整し、1に加え木べらでだいたいのかたまりになるまで混ぜる。
3.ボールから取り出して台の上で、なめらかになるまでこねる。
ボールに戻してボールの中でなたね油を加えて手でもみこむように混ぜる。
4.再び取り出し台の上でなめらかになるまでこねる。
5.ボールに生地を戻し入れラップをする。生地が1.5倍にふくらむまで30分発酵させる。
6.生地をスケッパーで10等分し、それぞれ丸める。
7.丸めた生地の中央に指を入れて穴をあけ指でくるくると外側へ穴を大きくする。
真ん中に穴のあいたドーナツのような形になる。
8.ビニールシートか濡れぶきんをかぶせ、15分ほど室温で発酵させる。
9オーブンを200℃にあたためておく(予熱)
10.鍋にたっぷりの湯をわかし、はちみつを少したらして8を入れ表裏各15秒ずつゆでる。
ざるにあげ、水気をきる。
11.オーブン皿に並べて、200℃で15分焼く。

子どもも楽しいパン作り

お天気の良い日は気温もぐんぐん上がるので発酵日和。
子どもたちが小さな時からよく一緒にパン作りをしてきたので、
中学生になったら今でも喜んで一次発酵おわりのガス抜きを、喜んでやっています。

ふくらんだ生地にまずは指一本でガス抜き…

それから、グーでガス抜き!
パン生地が赤ちゃんのお肌みたいで気持ちいい〜って。
丸めたりも楽しいけど、ガス抜きも楽しい作業です。

甘酒は米麹と水にご飯を加えて発酵させたもので、甘麹より甘味があるので
おやつ作りにぴったり!
今回のベーグルも甘酒の甘味のみでお砂糖なしなんですよ。
それで十分甘さを感じます。
自然の甘みは体に優しく温かく包んでくれる感じがします。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

■この記事を書いたのは・・・おやつ教育家 橋爪ひとみ。
私たちの体は食べたものでできている。でも、それだけではなくて…
過去の人たちが食べてきたもののおかげで今の私たちの体ができている。
だから、昔の知恵料理、食べ継がれてきたものを大切に。
今年は発酵をテーマにおやつ作りをしています。

※はちみつは1歳未満の乳児に与えないでください。

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