他人の家と比べて落ち込んでしまう人へ
建坪8坪の3階建てに住む、整理収納アドバイザー&ルームスタイリストのmiokoです。
私の家は狭い上に3階建て。以前はSNSや雑誌で見かける広くて素敵なお家を見る度にどんよりとした気分になる事がありました。自分達の資金ではどう頑張っても叶える事が出来ない現実。(都内の土地は高いので仕方がないのですが)ネガティブな感情と戦う事もありました。しかし今は自分の家が大好き!と思えるまでに。私が楽になれた理由と気持ちの切り替え方をご紹介します。
隣の芝は青く見えるもの
隣の芝は青く見えるものです。どんなに幸せそうな家族にも何かしら抱えている問題はあるもの。他の人の家が羨ましくて仕方が無かった時に私がしたことは
・整理収納を徹底的に学んだ
・家のものを減らした
・ブログやSNSで自宅の片付けを発信した
もともと片付けが好きだった私は自宅を購入してから本格的に整理収納を学び始めました。根底にあったのは「3階建ての狭い家だけど絶対に暮らしやすくしてやる!」という思い。高いお金を出して購入した家だからこそ失敗した!と思いたくなかったのです。それから家にあった不要なものをどんどん減らしました。それはそれはたくさんのものを手放しました。すると身の回りは本当に必要なものだけに。すると信じられないほど暮らしが快適になったんです。
自分のウィークポイントをさらけ出して整理収納で学んだ事を発信していく内に、次第に「羨ましい」と言ってもらえるまでに。時には心無い言葉に悩んだ事もあったけれど(人生を全否定されるほど)参考になった!とか勇気を貰えた!と言って頂く事が多くなりました。そこで気が付きました。私の家でも青く見えている人がいるんだと。
人の事が羨ましくなってしまったら、まずは自分がどうなのかを少し客観的に見てみる。何かしら良い所があるはずです!
アウトプットの力
何かを発信するには責任を伴います。無責任な事は言えないという思いで整理収納についての理論やインテリアの知識をどんどん学びました。何度も文章を書いたり発信する事で知識が定着して気が付くと整理収納が自分の得意分野になりました。
自分の得意な事を楽しそうにやっている姿は周りの人に少なからず影響を与えます。(私の場合は整理収納でしたが)家族に然り、他人に然り、何か楽しそうな事があったら見にいきたくなるのが人間の心理ですよね。そんな状況から「狭小住宅3階建てに住んでいる自分」に自信を持てるようになりました。
家族の心地よさを大切にする
どんな家に住んでいたって、そこに住んでいる人が快適だと思っていればいいんです。片付けでお母さんがイライラしているより、少し散らかっていても家族みんなが笑顔な方がいいですよね。家の数だけ暮らし方も多種多様。みんな違ってみんないいんです。狭小住宅3階建てに住む我が家の家族は?「笑顔」です!ちょっと子ども達が元気すぎてうるさい位!家ではそれぞれリラックスしている家族の様子を見ていると、心地よいと思っている様子が伝わってきます。それを見ると私も満たされた気持ちに。もう人の家なんて関係ない!って思った瞬間です。
自分も満足させる
お母さんが笑顔なら家族も笑顔。これに尽きます。気分転換に買い物に行ったりマッサージに行ったり友達とランチしたりして自分が満たされると周りにも優しくなれるもの。家族が笑顔になれる快適なお家作りの以前に、まずは自分に優しくしてみませんか。ちょっとくらい散らかっていたってイライラしないし、お家に対してネガティブな感情を抱く事も無くなりましたよ。
人と比べなくたっていい。
完璧でなくてもいい。
疲れたら休んでもいい。
お家を整えると、気分も暮らしもラクになれます。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納大好き!11歳と6歳の女の子のママ。
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズを使った整理収納術をご紹介。