「離婚しよう」夫の言葉を7年後撤回させた妻の当時の言葉
サンキュ!STYLEライターで3児のママmilanです。
住宅ローンを完済後、月27万の一馬力でしたが、貯蓄3000万を達成。現在は週2ペースでパートをしている3児の母です。
今を楽しむことも大切に無理のない貯めライフを送っています。
現在は退職してパートとなりましたが7年前、フルタイムで共働きとなった1年がありました。
まだ上の子が3歳、下の子が1歳半。後半には3人目を妊娠してでのフルタイム共働き生活でした。
「離婚しよう」と妻に放った夫の態度
その共働き期間1年間で夫は3回も「離婚」を口にしました。
理由は家事。
フルタイム共働きで子どもも幼いとあれば、お互い協力し合うのが当然の生活。
それなのに、当時2箇所だった保育園への送迎もしない、ゴミ捨てすらしない。
食器洗いは担当でお願いしたのに、それすら続かない。
俺に家事は無理だから別れよう
とも言われました。
新婚時代は分担して家事をやっていたので、無理ではなく、
私に協力しようと思わなくなったのでしょうね。
妻が伝えた言葉
どうしようもない夫だし、暴言もありました。
そんな夫だからその言葉通り離婚しても良かったのかもしれません。
その厳しい状況の中、共働きになると決まった時に妻が覚悟したことを夫にも伝えました。
「今が1番辛くてしんどい。この1年を乗り越えたら、楽になる一方だよ。」
子どもが幼い。それなのに、突然のフルタイムでの共働き。
子どもがいるのに妻が働くのは初めての状況。
それなのに、フルタイムで毎日バタバタ。
誰だって大変です。だからある程度の衝突は覚悟していました(想像以上でしたが)。
しかし、こちらの思いの反面、夫はその突っぱねた態度のまま、当時は響いている様子もなく、3人目の産休に入る直前までバトルをしていた1年でした。
7年後夫が覚えていた妻の言葉
その年以降産休に入ってそのまま退職。妻が家庭を担うことでなんとかバランスを保ち、今に至ります。
7年経って、その1年について話すことがありました。
「あの時、散々離婚しようと言っていたけど、離婚を考えなくなったのには理由があるの?」
と聞いてみました。
その時夫は驚きの言葉を発したのです。
「『今が1番子どもにも手が掛かって、仕事も大変で辛い時期だけど、この先子どもが大きくなったら、また2人で遊びに行ったり美味しいものを食べに行ったりするのを楽しみにしている。』みたいなことを言ってたでしょ。それはそうだなぁと思ったんだよね。心に響く言葉が残ったからだと思う。」
将来のことを見据えて考える大切さ
どうしても辛いとその時が全てだと思ってしまいます。
夫のその1年で発した言葉や態度をそのまま受け取ってしまったら、離婚となっていたでしょう。
けれど、共働きに入る前に覚悟した「この一年が1番大変。」という思い。
夫は口先だけで、その時思ったことを深く考えずに発することがあるという分析。
言葉通り辛い1年だったけど、まだ2人で遊びに行ったり、ご飯食べに行ったりしたいと思えた気持ちを大切にできたこと。
そのことを伝えられたから今があります。
その後もいろいろありましたが、7年経った今では2人でディズニーデートをしたり、子どもがいない平日には必ず美味しいものを2人で食べに行ったりしています。
記事を書いたのは・・・milan(ミラン)
習い始めたばかりのバイオリンが趣味の週2パート主婦であり3児の母。
当時手取月27万の一馬力でも住宅ローンを4年で完済後も3000万貯蓄達成。達成後は投資挑戦中。