【離婚】ネットに惑わされない夫婦の形
サンキュ!STYLEライターで3児のママmilanです。
住宅ローンを完済後、退職し専業主婦になりました。
新婚時代は共働きで夫も家事を分担してやってくれていました。
そして、出産して復帰する時も
育休の時はほとんどワンオペ家事育児でしたが、共働きに戻ったら家事をやってくれるだろうと期待していました。
それが見事打ち砕かれて、期待しては落胆しての繰り返しで喧嘩ばかり。別居を考えるまでになり、夫には別れようとも言われました。
(今はそんなことなく、普通に仲良くやっています。)
今回はそんな夫に諦めがついたきっかけを紹介します。
期待するということ
「期待」することは、難しい感情だと思いました。
プラスにも働くしマイナスにも働きます。
期待をするプラスの働きかけは、子どもに対しては有効なことが多いです。
しかし、我が家の夫に対しては、共働き時、常にマイナスでした。期待するだけ無駄だと諦めがつくまで何度も義両親を呼んで家事分担の確認をしました。両親に言われれば、少しはやる気になるかと思ったのです。
有難いことに義両親は私の味方をして下さったので、夫の家事分担が少な過ぎると指摘し、4人で夫は食器洗いを毎日続ける、と決めたのです。
ところが、1週間程しか続きませんでした。指摘すると逆ギレされて、「割り箸と紙皿でいいだろ。」と話の主旨を変えてきました。そんな屁理屈を並べた返答に本当に疲れました。
私が妊娠して悪阻でも変わらず、家事負担をしてくれない上、かなりの暴言を受けたので、また義両親に来てもらいました。
結果、この話し合いで私は完全に諦めがついたのです。
なんとお義母さんが、
「夫くんには無理なの。」
「だから私たちが家事をやる。」
と言ってきたのです。
この言葉で夫に期待するのを一切やめることができました。夫は、こういう風に育ってきたんだ。自分がやらなければ、誰かがやってくれるだろう、と思って、本当にその通りに義両親が全てやって来たんだな。
と諦めがつきました。
無い物ねだりしても仕方ないので、夫は家事をやることに対して、かなりのストレスがかかる性格、と割り切りました。(新婚の時は約10か月間、分担してできていたのですが、かなり頑張っていたのでしょう。時が経ち、妻に良いところを見せたいという感情が無くなった為、本来の性格に戻ったと考えました。良い意味でも悪い意味でも本当の家族になったのです。)
結局、義両親が我が家の家事をすることは何の解決にもならない、と話したのに、私が妊婦だし倒れちゃ大変だから、と家事をしにくることになりました。けれど、悪阻も落ち着いていた時期で何もできない訳ではなかったのに手伝ってもらっている、というストレスが逆に私にかなりかかり、3週間程で丁重にお断りしました。
諦めたので、もう自分がやるしかありません。
期待しなくなった分、かなり効率よく家事が進むようになりました。
我が家の役割分担
夫は外で稼ぎ、妻は家を守る
というのは古い考えだとも思っています。
けれど我が家の役割分担として、夫が仕事で私が家事育児。
という状況はとても合っていました。
私は子どもと常に一緒でも苦ではなく、一緒にいろいろやりたいタイプ。
家事も得意ではないけど、嫌いではない。
専業主婦になっても暇だと感じたことはなく、毎日楽しいです。
ただどうしても、
共働きをうまくこなしている夫婦や同僚だった方々、家事育児に積極的な旦那さまなどを見ると羨ましく思うこともあります。
けれど、周りと比べないで我が家の幸せは、
と考えると今のこの状況がとても幸せだと感じました。
お金のことを考えずに、家と我が子のことを第1に考えられる状況を作ってくれた夫に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
だからワンオペ育児が当たり前。
夫に期待していないので、ささいなことでも感謝が生まれます。
現在はネットで様々な情報が手に入るので、どうしても他の家庭と比較してしまいます。
どんな夫婦の形が良いのか、などの情報もたくさんあります。イクメンや家事メンがいかにも当たり前であるような情報も多くあります。
けれど、人それぞれ感じ方や考え方は違うので、その情報だけを鵜呑みにしないで、家族の性格を把握することが何よりも大切だと感じました。
一人ひとり違うように、家族だってその家族の形があって、それぞれ違います。
夫婦で大切なことを確認し合って同じ方向が見れていれば、それでよし。
いろいろあって、今はそんな風に思っています。
この記事を書いたのは...
milan
3児のママ。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し退職。
月収27万で4割貯金達成中。