住宅ローン完済はここに気をつけて!経験者が語る住宅ローン完済時の注意ポイント
サンキュ!STYLEライターで3児のママmilanです。
住宅ローンを完済後、退職し専業主婦になりました。
住宅ローンを完済して2年が経ちました。生活スタイルを変えずに過ごしているので、返済分も貯めることができ、家計にも少し余裕が持てるようになりました。
ところが住宅ローン完済時には気をつけなくてはいけないこともあるので、まとめたいと思います。
夫婦間でも贈与の対象になる
夫名義の住宅ローンを妻の貯金から繰り上げ返済したり、完済時に一部支払ったりすると贈与とみなされ、贈与税がかかります。
夫婦なら家計も一緒だと思いがちですが、住宅ローンの返済は別問題だそうです。
我が家は1型糖尿病である夫が住宅ローンを組めませんでしたが、結婚した時に妻が貯金担当で生活費を夫に負担してもらったので、妻名義の住宅ローンでも完済することができました。
繰り上げ返済を名義人ではない方がする場合も、贈与税対象になる年間110万を超えないよう気を付けましょう。
抵当権抹消を忘れずにする
住宅ローン借入時は、銀行がその対象であるマンションや戸建てを担保にして万が一のリスクに備える為、抵当権を設定しています。
住宅ローンを完済した後は、この抵当権を抹消しないと本当の家主になることができません。
完済したら銀行から案内が来ると思いますので、早めに法務局で手続きを済ませましょう。忘れてそのままにしておくと、いざ売ろうとなった時に面倒なことになりかねないので気を付けて下さい。
現金の移動に気をつける
完済時は1つの銀行に現金を集めることになりますが、その時に現金でおろす場合は確認があります。
振り込み詐欺対策の一環でもありますが、多額の現金は簡単におろせなくなっています。
筆者も銀行に警察官が来て確認してもらい、支払い銀行まで付き添ってもらったことがあります。
完済前に、資金の移動をどうするか考えておくと良いでしょう。
まとめ
大きな買い物である住宅購入。
購入時にいろいろな手続きがあり、全てを正確に把握するのは難しいことでもあります。
お金や手続きの問題は、のちに面倒なことになってしまう可能性もありますので、家族でよく確認して動いていけると良いですね。
この記事を書いたのは...
milan
3児のママ。長女は1型糖尿病。
4年で住宅ローンを完済し退職。
月収27万で4割貯金達成中。