【ご長寿愛用品その③】50年物のカップ。亡き母に捧げるカフェラテ

2020/02/17
  • 大分の6児ママライター。子育てママに寄り添いたい!大分のママ達が繋がり合う活動を楽しんでいます。 もっと見る>>

こんにちは。
女子率が高い我が家(女5人・男3人)。バレンタインは焼き菓子職人と化して、一心不乱にクッキーを焼き続けていた、大分の6児ママ明日香です。

50年前に購入したカップ

さてさて、シリーズ我が家のご長寿愛用品、
その③はなんと!
まさかの50年物です!
※ご長寿シリーズ、過去①②はこちらです↓↓↓↓↓

母の思い出の品

私の母が、若い頃お皿やカップが好きでちょこちょこと買い集めていたらしく、実家には色んなカップが残っていました。
その中でも、私が特に気に入ったものをもらったのですが他にも…

こんなカップも。
(これは35~40年くらい前の物らしいです)

いわゆる、ただの古い食器ですが…
昭和アンティークと言うことにしておきます(笑)

出番はたった1度だけ

この茶色のカップ、気に入って譲り受けたわりに、私が使用したのはたった1度だけ。
というのもちょっとほろ苦い思い出がありまして…。

15年前に結婚して実家を出た私、こどもが生まれて母の有り難みを知り、感謝だの親孝行だのを意識するようになったんですね。

そんなある日、ふと、
『母の思い出が詰まっているらしきこのカップで母に美味しいコーヒーをいれてカフェのようにもてなしたら喜ぶのでは?!』
と思いついたんです。

カップが茶色一色なので、カフェラテが可愛いかなー(見映え重視!笑)
母がよく作ってくれていたドーナツも一緒に作ろうかな♪

二人目のこどもが生まれたばかりでまだまだバタバタしていた時期だったのもあり、私は母に
「落ち着いたらこのカップでお茶しようよ。私がドーナツ作るよ。」
と、約束をしたのですが…

残念ながらこのカップで母にカフェラテを飲ませてあげることはできないまま。
約束から数ヵ月後、闘病生活をしていた母は最期の時を迎え、旅立ってしまったのです。

もちろん、それなりに親孝行もしたつもりだったし、ありがとうも沢山伝えたのですが…
だからこそ余計に、この一件だけが心に引っ掛かったままなのかも知れません。


母の四十九日が過ぎた頃、
「なんで私はもっと早くカフェごっこを思い付かなかったのかなぁ…」
なんて思いながら、このカップにインスタントのカフェラテを淹れてみたのですが…

飲めるはずもなく。

一口だけ飲んだ冷めたカフェラテは、涙の味であまり美味しくありませんでした。

その日以来12年間1度も使えていないこのカップ。
母にカフェラテ、飲ませてあげたかったなぁ…。

やりそびれた親孝行。マヌケだよねと笑いながら、このカップで美味しくカフェラテを飲めるようになるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

「今さらそんなこと、もう気にしなくていいよ」
と母は言っているような気もするけれど…。

ごめんね。

そんな思いで時々眺めるだけの、このカップ。
愛用できていない愛用品、のお話なのでした。


親孝行
いつかではなく
今すぐに
~懺悔の一句~

■この記事を書いたのは…■
大分の6児ママ明日香。
文字・文章など書く事が大好き。
ママのままプロジェクト・ママアンバサダー。

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