【体験談】片付けしたら家事効率が上がるって本当？４つの理由と真相を探る

サンキュ！STYLEライターのマツです。57平米の賃貸アパートで小1と年中の姉弟と暮らしています。（夫は単身赴任中）

片付けや整理収納に興味はあるけど、なかなかすすまない。そんな方に朗報です！本記事では整理収納が大好きなミニマリスト主婦である筆者が「片付けたら家事の効率が上がる真相」について探っていきますよ。

「片付けたらあれもこれもラクになるってよく聞くけど、本当のところどうなの？」そんな疑問を筆者自身の体験談をもとに真相を解明していきましょう。

片付けたら家事効率が上がる理由4つ

１探し物がなくなるから時短

必要なモノが必要なときにサッと出せない、また紛失して探してしまう。探す時間が短くても積み重ねるとかなり大きなタイムロスです。（今朝も娘が学校の名札をあちこち探して数分ロスしました…）

重い腰をあげて裁縫をする場面でも、久々すぎてどこに裁縫箱を置いたか分からない…
椅子を修理したいからドライバー出したいけど、なかなか出てこない…
DMやおたよりの山から提出しなければならないプリントが見当たらない…

実はこれらはすべて筆者自身の体験談です。何をするにもスタートまでに時間がかかるとやる気も削がれますよね。幼い子どもたちと24時間過ごす中でなるべく家事をラクにこなしたいのに、全くといっていいほど暮らしがまわっていませんでした。

片付けをすすめ身の回りのものがスッキリ整ってきたころ、探し物はすっかりなくなりました。必要なモノがすぐ手に取れる環境を手に入れたことで、これまでロスしていた時間が取り戻せたような感覚があります。

1日たった5分の探し物の時間でも、ひと月30日にすると150分。1本の映画をゆっくり楽しむご褒美タイムとしては十分ではないでしょうか。（筆者は隙間時間で筋トレにハマっています）

２重複買いゼロでお金も収納も無駄なし

片付いていない時によく起きていたのが「重複買い」です。

調味料や日用品のストック、服にいたるまで様々な分野で「重複買い」「似たもの買い」していました。その原因はずばり「所有しているモノの把握ができていないから」なんですよね。収納が整っていないどころか棚の中にやみくもに詰め込んでいただけだったので、何をどれだけ持っているのか分からなかったのです。買い物前にリストを作ろうとしても、あちこちにいろんなものが点在していて在庫の把握が不可能状態。結局1本あれば十分な洗剤のストックが2本3本に…というわけです（涙）

片付けて家にあるモノの種類と量が把握できるようになってからは、重複買いしてしまうことはなくなりました。収納するものと場所を明確にしたからできたことです。家事もラクになりますし、節約にもつながりますね。

▼クローゼットにおいても同じことが言えます

３掃除しやすさ大幅アップ

これですこれ。掃除をはじめる前に片付け頑張らなきゃ…ということ、ありませんか？筆者がまさにこの状態だったので、掃除機を部屋一面かけるのは月に数回だった…ように思います。日々の掃除はフローリングワイパーで見えてる床だけ掃除するのみ。これでは健康にもよくありませんよね。

裸足の女性は濡れたモップパッドのトリミングされたイメージと床を掃除します。 — fizkes/gettyimages

片付いた部屋の掃除のラクさは是非とも多くの方に体感してほしいです。床にモノを直置きしないだけで床掃除はこれほどまでにラクになるのか。棚の上にちょこちょこ置きっぱなしにしていないだけでホコリをとるのがこんなにもラクなのか。

モノの周り、モノとモノの間にホコリはたまるもの。出しっぱなしのモノが少なければ少ないほど掃除はラクになりますよ。おおざっぱに掃除しても十分綺麗が保てます。

４家事に対するモチベーションが上がる

最後は家事のモチベーションについて。片付けとモチベーションなんて関係なさそうに聞こえるでしょうか。
筆者の体験から言えば、まちがいなく家事に対するモチベーションは上がります。私の場合はキッチンの片付けがすすんだことで料理のレパートリーが増えました。作業スペースが確保され、キッチンの掃除もしやすくなり、キッチングッズも取り出しやすくなったからこそです。当時は揚げ物のハードルが下がって嬉しくなったことをよく覚えています。

もちろん毎日のことなので「めんどくさ～い」と思う日もあります。人間ですから仕方ありません。それでも、散らかったキッチンより整ったキッチンの方がスイッチが入りやすいことは確かです。料理が好きになれない主婦の方こそ、キッチンの片付けから始めるのもオススメですよ。