時短食材フル活用で15分ごはん!忙しい日の夕食はコレで決まり

2022/01/19
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
忙しくて時間がないうえにお腹はペコペコ、手早くつくって食べてしまいたいという日、ありますよね。
レトルトや冷凍食品ばかりでは栄養のかたよりが心配。
手間のかからない食材をフル活用して15分以内につくれる一汁一菜レシピをご紹介します。

ズボラ主婦が偏愛する手抜き食材がずらり

食べることは好きだけれど、手間をかける料理はしたくないズボラ主婦の私。
できるだけ楽においしく食事をつくるため、時間をかけずに料理できる食材をフル活用します。
今回使用する米と調味料以外の食材はこちら。

煮干し…煮込むだけで出汁が出る。カルシウムたっぷり。
塩昆布…切る必要がなく、味わいよし。
黒ゴマ…栄養たっぷり。かけるだけで香ばしく。
キャベツ…手でちぎれるので包丁いらず。火が完全に通っていなくても食べられる。
長ネギ…皮をむく必要がない。すぐやわらかくなる。
ブナシメジ…手でほぐせる。火の通りがはやい。
小松菜…皮をむく必要がない。火が完全に通っていなくても食べられる。
長芋…直線的なフォルムで皮がむきやすい。火が完全に通っていなくても食べられる。
薄切りの豚肉…ブロック肉より火の通りがはやく、火が通ったことを確認しやすい。
卵…割り入れるだけ。火が完全に通っていなくても食べられる。

ざっくり調理の流れを説明します

15分以内におかずと汁物をつくるため、コンロを二口使って同時並行の調理になります。
まずは小鍋に水と煮干しを入れ、火にかけます。

そのかたわらで長ネギと小松菜を好きな大きさに切っていきます。

フライパンにごま油をひき、豚肉、長ネギ、小松菜、ブナシメジを入れて炒めていきます。
ブナシメジはフライパンの上でバラバラにして直接入れれば大丈夫です。
軽く材料が混ざったところで50ccくらいの水とめんつゆをひとまわしくらい入れ、蓋をして中火で5分くらい加熱。

加熱している間に長芋の皮をむいて適当に切り、煮干しの入った小鍋に入れます。
キャベツは鍋の上でちぎって直接投入、塩昆布も手でつかんでドサッと入れてしまいます。
そのまま蓋をして2、3分加熱。

フライパンは蓋をとり、一気に強火にして軽く水気をとばします。
水気が少なくなったら火を止め、卵を直接割り入れます。
器の中で混ぜてから流し込むのではなく、フライパンに入れてからほぐすのです。
なんとなく混ざったら、蓋をして1分火にかけます。

卵がかたまっていく間に鍋の方に味噌を溶かし入れ、味噌汁完成。
塩昆布から味が出るので、味噌は少なめに。
味噌汁ができた頃には、炒め物の方も火が通っています。
炒め物をお皿によそって、最後に黒ゴマをかければ終了です。

丼にすれば洗い物も楽

忙しい日は体力的にもきびしいものがあると思うので、洗い物を最小限にしたいところですよね。
まず、できたものをよそう時は味噌汁→ご飯→炒め物、の順に。
油を使っていない料理を先によそえば、一つのシリコンスプーンをそのつど軽くゆすぎながら使い回すことが可能です。
さらに、ご飯の上に炒め物をのせて丼にすると楽。
手抜き感がいなめませんが、早く食べたいならこの方がベター。
ちゃんとつくりました感を出すなら、別の皿によそっても良いですよ。

できるだけ楽できる調理法を紹介しましたが、栄養のバランスは比較的良くなるように考えております。
夕食にする設定なので、ややタンパク質多めです。
見た目はあまり映えませんが、買ってきたものを出すより満足感がありますよ。
おいしくするコツは有機野菜や国産肉など、素材の良いものを選ぶこと。
手間ひまかけるより、素材の味を生かした方がおいしくなると思っています。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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