残ったそうめん持て余してない?ソーミンチャンプルーをつくってみよう

2022/09/12
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
夏が過ぎ、思い出とともに残ったそうめん。
たくさん食べるからと買い込んでしまい、夏休みが終わって食べ切れていないことに気づくことが多いのではないでしょうか。
涼しくなってからでも食べやすい、沖縄の味ソーミンチャンプルーに挑戦してみました。

一束だけ余ったそうめんを発掘

長い夏休みが終わり、食品ストック用のカゴを整理していると、一束だけ使っていないそうめんが発掘されました。
涼しくなってきたうえに冷たいものが好きではないので、自分だけが食べるならにゅうめんにしようかとも思ったのですが。
夏の疲れが若干出てきたような気もするので、沖縄料理のソーミンチャンプルーにしようとふとひらめきました。

ソーミンチャンプルーのソーミンは「そうめん」、チャンプルーは「ごちゃ混ぜ」という意味らしいです。
以前、沖縄料理の店で初めて食べて感動したのを覚えていたので、その時の記憶をもとに適当につくることにします。

具材はあるものでOK!焼きそばに似た感じで

ソーミンチャンプルーはゆでたそうめんと野菜や肉を一緒に炒めた、焼きそばのそうめん版みたいな料理です。
肉ではなくツナを使うことも。
味つけはソースではなく、出汁をきかせてうまみを出すのが特徴のようですね。
先に100ccの水と出汁パックで出汁をとっておきました。

野菜は冷蔵庫の残り物がほとんど。
ニンジン、ゴーヤー、ニラ、キャベツを少量ずつ、豚バラ肉を100グラムほど使いました。

そうめんはあとでまた火を通すので、ゆで時間2分のところを1分に短縮。
ゆでている間に具材を炒めておきます。

火の通りにくいニンジンとゴーヤーを先に、その後肉を入れてキャベツとニラは最後の方で入れました。
肉の色が変わり始めた頃にはそうめんがゆでおわっていたので、いったんザルにあげてボウルに移しかえ、ごま油を少しからませておきます。

その麺をフライパンに投入して、軽く混ぜながら炒めればほぼ完成。
とっておいた出汁と、みりん・しょう油を大さじ1杯ずつ入れて味つけ。
皿に移し、いいかげんな盛りつけをごまかす意味もかねてかつおぶしをトッピングしておきました。

味の感想は?

盛りつけた姿を見ると、野菜のあざやかさが目立ってそうめんっぽくは見えません。
色の薄い焼きそばという風情です。
ごま油の香りがして食欲をそそります。

食べてみると、甘みが少なく出汁の味がしみたそうめんが新鮮です。
油を使っているため、普通のそうめんとは違い麺どうしがくっつかず食べやすいのもうれしいですね。
お腹が冷えず、ボリュームがあって大満足でした。

皆さんも余り物のそうめんを見つけたら試してみてはいかがでしょうか。
具材や味つけは適当でも、沖縄の人は怒らないと思います。
沖縄県民って、おおらかなイメージですものね(違っていたらすみません!)。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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