結構万能かも!台所仕事の気分が上がる「経木」の便利ポイントとは
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
皆さんは「経木(きょうぎ)」というものをご存じでしょうか。
肉まんの下に貼りついていたりたこ焼きを入れる舟の材料になっていたりする、薄い木の板のことです。
昔懐かしい雰囲気にひかれて購入してみたところ、思った以上に使えると気づきました。
肉類の保存・調理に
私が小さい頃はプラスチックの容器がまだ少なく、近所の店で肉を買うと経木でくるんで渡されることが多くありました。
そのことを思い出し、ガラス容器の中に経木を入れて量り売りの精肉店へ。
一度薄いポリ袋に入れてから重さを量る必要があるとのことでしたが、普段なら二重にしてもらう袋を1枚だけにしてもらい、会計後すぐに移しかえました。
肉汁を木が吸ってくれるのでべちゃっとならず、おいしそうな見た目を保つことができます。
調理する時は、経木をまな板の上にしいて切ることができ、まな板シートのかわりにも。
使った経木は燃えるゴミとして捨てることができます。
国産のシナの木をスライスしたものなので、熱帯雨林伐採の心配はありません。
むしろ日本の林業を応援できるのでありがたいですね。
おにぎりを包んでみた
経木と言えば、昔話に出てくるおにぎりの包みのイメージもありますよね。
あれを実際にやってみたくなり、試してみました。
十字の形に経木をしき、おにぎりを置いて上の経木から順にくるんでいくだけ。
麻ひもやリボンでしばっても可愛いと思うのですが、面倒なので私は経木の端を細くさいたものを使いました。
木は植物なので、繊維の方向に引っ張ればはさみを使わなくても簡単に切れるのです。
斜めの方向に小さな隙間があるのが気になったので、さらに風呂敷で包んでみたところ安定。
このまま手で持って運べそうです。
中のおにぎりは、経木の吸湿性のおかげでべたつくことがなく、食べる時に木の香りが広がるのでよりおいしく感じられました。
他にも使い方たくさん
説明書きや公式サイトによると、蒸し料理の時底にしいたり、お弁当の仕切りにしたり、お皿代わりにしたりと使い方はいろいろ。
木には抗菌成分が含まれるので、衛生面においても優れています。
原料は木材のみ。
万一燃やしてしまっても有害ガスの心配はなく、風に飛ばされてもいつかは自然にかえるため安心です。
アウトドアレジャーとの相性も良いですね。
30枚入りで税込み990円なので1枚33円の計算になりますが、はさみで好きな大きさに切って使うことができるのでむだなく長く使えそう。
何より、使っている時の手触り、香り、見た目などが五感を刺激し、単調な台所仕事が楽しく感じられることうけあい。
家事にマンネリを感じた時、試してみるのも良さそうです。
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◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。