エコで安心!ナチュラルテイストがうれしい食品用ラップ

2022/09/29
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
食品の保存や電子レンジ加熱の時に欠かせない食品用ラップ。
安い時にまとめ買いしがちですが、環境への優しさについては考えているでしょうか。
気候変動の問題が気になる中、二酸化炭素排出を減らしたエコでおしゃれなデザインのラップを紹介します。

東洋アルミ「グリーンeラップ」

食品ラップは基本的に石油由来のプラスチックでつくられています。
よく見かけるのは「ポリ塩化ビニリデン」という塩素を含むプラスチックを原料にしたもの。
酸素や水蒸気を通しにくいという性質があり、食品を安全に長く保存するにはうってつけの素材と言えるでしょう。

ただし塩素を含むため、低い温度で燃やすのは心配。
普通、家庭でラップを燃やすことはないと思いますが、万が一の事故を考えると注意しなくてはならない素材です。

東洋アルミの「グリーンeラップ」はポリエチレンを使用。
気になる添加剤も不使用ということで安心できます。

さらにうれしいのが、バイオマス原料を45%使用しているところ。
サトウキビ由来のグリーンポリエチレンという原料だそうです。
この工夫により、二酸化炭素の排出量を3分の1に減らすことができたのだそう。
主張しないナチュラルなデザインも素敵ですね。

切り方が少し違います

開封すると、中には自然由来のプラスチックでできた刃がついていました。
金属でないので、手も切りにくく分別が楽そうです。

切る時は、押すのではなくラップの端を持って持ち上げるようにするとのこと。
今まで使っていたラップと違う方法なので少し戸惑いましたが、実際にやってみるとちゃんと切れました。

他社製品と使用感を比べてみた

成分が大きく異なるので、ラップとしての機能性が少し気がかりでした。
そこで、今まで使っていた他社のラップと使用感を比較することに。

左が他社製品、右がグリーンeラップ。
ぱっと見た感じではあまり違いがなかったのですが、指で押すとよくわかりました。
他社製品のラップは硬い感じがして容易にへこまないのに対し、グリーンeラップは柔らかく指で押すと簡単に沈み込みました。

皿に入れたものは大丈夫でしょうか。
ミニトマトを入れたので、試しに傾けて様子を観察。

他社製品のラップはやはり、全く問題なく貼りついています。

グリーンeラップは多少密着度が弱い気もしましたが、傾けても異常はなし。
使用感は違うものの、機能性に大きな問題はなさそうと判断しました。

どこで買える?

私は生協のカタログで見つけて購入したのですが、常時取り扱いのある商品ではありません。
ネットで買えないかなと検索してみると、ヨドバシカメラのサイトで発見しました。
幅30センチのものは税込440円、幅22センチのものは税込330円で販売されています。
人気なのか在庫が少なめのようなので、気になる人は早めに買ってみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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