使い続けてみればわかる!もう手放せない座敷ぼうきの魅力

2022/10/09
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
10か月前に購入した座敷ぼうき。
掃除機を持っているからあまり活躍しないのではと内心疑いながら買ったのですが、使ってみたら違いました。
使い続けているからこそわかった、座敷ぼうきの魅力についてお話しします。

手の延長という感覚

座敷ぼうきで掃除する時、掃除機やフロアワイパーとは大きく感覚が異なります。
軽いうえに長さがあり、穂先がやわらかくしなる様子は「手が伸びた」というのに近いと言えるでしょう。

リーチが長くなるような気分がして、少し遠い場所のゴミも一気に掃き集められるのは快感です。
掃除機やワイパーは手元から向こう側に押す動きですが、ほうきだと向こうから自分に近づける動きになり、自分の近くにゴミが集まるのが一目瞭然。
あまり動かずに四方のゴミが集められるので楽なのです。

細かい部分も掃除しやすい

掃除機だと、どうしてもヘッドの部分の大きさに影響されて細かいところまで掃除が行き届かなくなります。
完璧を目指す必要はないと思っていても、目に見えるところにあるゴミが取れないのは小さなストレスに。

座敷ぼうきなら、穂先が分かれたりしなったりするおかげで細かい部分のホコリもかき出しやすく。
引き戸のレールにたまった細かいちりもキレイに取れ、気分がすっきりします。

劣化はするが壊れない

機械の場合、操作を誤ると止まったり調子が悪くなったりするのが困りますよね。
掃除機は部品のつなぎ目のところにゴミがつまって止まることがあり、神経を使います。
ほうきなどのアナログな手段の場合、機械のような壊れ方はしないので気が楽。
ある日突然動かなくなるかも、なんて心配は不要です。

もちろん、穂先の繊維が少し傷んで折れたり抜けたりすることはしょっちゅうあるのですが、それくらいは味わいというもの。
大きな音をたてることもないので、時間を気にせず使えます。

今や、掃除機をかけるのは2日に1回、あとは座敷ぼうきだけで掃除しています。
掃除機があるからいらないのではという懸念は完全に吹っ飛び、もはや我が家の生活になくてはならないものに。

電気代もかけずに簡単な動作で部屋がキレイになるというのに、本体価格は千円台というコスパの良さ。
昭和の香りのする古道具のイメージが強いかもしれませんが、一度使いだすとその便利さに見事にはまることうけあいです。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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