旬の菜の花をあきずに食べきる!マンネリ打破レシピ3
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
春の味覚として1回は食べておきたい菜の花。
栄養たっぷりでおいしいですが、食べ方が限られてマンネリになることも。
家族で食べることのできる、ひとひねりあるレシピを紹介します。
菜の花のからし酢味噌和え
菜の花と言えばからし和えが代表的な食べ方ですが、からしとしょう油だけで和えると辛みが強くなってしまいます。
菜の花特有の苦みは感じにくくなりますが、辛いのが苦手な人はかえって食べづらくなりますよね。
子どもがいる家庭でもおすすめできるのが、辛みの弱いからし酢味噌和え。
2分程度ゆでた菜の花にからし酢味噌を加えて混ぜるだけです。
菜の花は茎の方が火が通りにくいので、半分に切って茎側を30秒くらい長めにゆでるといいですよ。
和え衣は菜の花1束に対し、味噌大さじ1、砂糖大さじ1、酢大さじ1、すりごま小さじ1、からし適量を混ぜてつくっています。
菜の花とタラのお吸い物
菜の花のお吸い物は、縁起物でもあるハマグリと合わせるのが定番。
ただ小さい子どもにとってハマグリは見慣れないため奇妙に感じられ、弾力がありかみ切りにくいという難点も。
ハマグリだけ残されて悲しい思いをしたくないのなら、白身魚を使うのがおすすめ。
画像のものはタラを使用しています。
タラは冬が旬の魚ですが、立春を少し過ぎた時期でも冷凍でないものが普通に手に入りますよ。
彩りで手まり麩を入れていますがなくてもかまいませんし、かわりにゆずの皮を添えてもおしゃれです。
菜の花は先にゆでておき、出汁でタラと麩に火を通した後に加えてくださいね。
菜の花のベーコン炒め
菜の花の苦み、大人にとっては美味でも子どもは苦手な場合が多いです。
苦みが気にならないようにしたいなら、ベーコン炒めが食べやすくておすすめです。
ベーコンの塩気がしっかりあるので、味つけはしょう油ひとたらしと塩コショウを薄く振るくらいで充分。
フライパンで炒めると茎の部分に甘みが出て、苦みはさほど気にならなくなります。
そのままで食べてももちろんおいしいのですが、パスタとからめると春を感じるランチにできて素敵です。
パスタにする時は、少し塩気を強めにしても大丈夫ですよ。
なんとなく食べるのが難しそうで、菜の花を買っていないという人もいるかもしれません。
実は火の通りが早く見た目がはなやかな便利食材なので、気になる方は試しに食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。