なんとなくの方法を変えるだけ!すぐできる小さな家事のイライラ解消法3

2023/03/09
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
家事というのはその家ならではのやり方を受け継ぎやすいため、「こうでなくては」と昔からのやり方にこだわってしまいがちです。
その固定観念を捨ててあえて違うやり方をすると、楽になることもありますよ。
ささいなことだけれど意外と差が出る3つの工夫をお伝えします。

袋の切り方の工夫

袋に包まれた商品を開ける時、上の方をハサミで切り落とすのが一般的かと思います。
私はあえて切り落としていません。

袋の右端に小さく切り目を入れ(左利きなら左端)、そこからハサミの刃先を差し入れて袋の片面だけを切ります。
切り口はできますが、袋の端が切り落とされない形になるわけですね。
なぜ切り落とさないのかというと、切り落とした端を捨てに行くのが面倒だから。
小さな切れ端は、高いところからゴミ箱に投入するとだいたい的を外れて床に落ちてしまいます。
それを拾ってまた捨てる、というプロセスがとてもイライラするのですよね。

もともとはこの切り方、映えるお菓子のパッケージをできるだけそこなわずにインスタグラムにのせたくて始めたもの。
やっているうちにストレスフリーなのに気づき、今ではほとんどのパッケージをこの開け方にしています。

こちらはパッケージをきれいに見せたい時。表側からは切り目が見えないようにしています。

タオルのたたみ方の工夫

フェイスタオルをたたむ時、どうしているでしょうか。
おそらくほとんどの人は長い辺の方を先に半分にたたみ、長さを縮めてからもう一方を折っていると思います。

私は先に短い辺の方から半分にします。
その後長い辺を続けて折る形に。
こうすると、たたんだタオルを広げてバーにかけるまでの作業がとてもスムーズなのです。

長い辺の方を先にたたんでしまうと、かける前に一度全部開いてたたみなおさなくてはなりませんよね。
そのたたみなおすという手間を減らすためのたたみ方が、今紹介した方法なのです。

ネギを切る前の工夫

ネギを切ると、下の方まできれいに切れず微妙につながってしまうことがよくあります。
見た目も美しくないし、力任せになってしまって手が疲れます。
うまく切れないのは、包丁の切れ味に問題があるのです。

とはいえ砥石なんてない家が多いですし、持っていたとしても手間がかかるので結局やらなくなってしまうかも。
実は家にある陶器の皿やお椀で解決できます。

皿やお椀をひっくり返し、出っ張っているざらざらした部分(畳付きと呼ぶそう)で包丁の刃の端だけをこすればOK。
1つの面を2回ずつ、奥から手前にスライドする程度で充分です。

こすった後の包丁でネギを切ると、明らかに切れ方が変わります。
写真のネギの断面がきれいなところからも伝わるでしょうが、何より切った時の手ごたえが違うのです。
ネギが自分から切れているのではないかと思うほどスムーズで、とても気持ちがいいです。

家事に完全な正解は見つけづらいもの。
これが正しいと思っているやり方でも、見直してみると思わぬ発見があるかもしれませんね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

計算中

関連するキーワード