いつの間にか進化&増殖!エバラ焼き肉のたれの常識をくつがえす挑戦

2023/03/14
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
発売45周年を迎えるエバラの焼き肉のたれ「黄金の味」シリーズ。
昭和世代にとっては必ず食卓にある思い出の味と言っても過言ではありませんが、令和の時代に驚きの進化と増殖を遂げていました。
エバラ食品の発表で知った事実をお伝えします。

辛さの違いだけじゃない!進化して増えた新しい味も

私の記憶が正しければ、エバラ黄金の味には甘口・中辛・辛口の3種類しかなかったはず。
実家ではなぜか甘口と辛口を食卓に置き、両方を混ぜて使うスタイルでした。

「サンキュ!明るいミライフェス2023」で商品展示ブースを見て驚いたのは、その種類の多さ。えっ、7種類?
「こんなにあったっけ」としばし写真を撮るのを忘れ呆然としました。

左の方にあった置物は牛と豚。
いつもパック入りの肉を買ってしまうので生きていた時の姿を忘れがちですが、私達は命をいただいて生きているのですね。
2頭の間にはリンゴ。これにも意味があります。

昼の時間に、ローストビーフ・ローストポークをメインとした料理が出されました。
新商品のたれ2品をつけていただきます。
右側が「黄金の味 濃熟」、左側が「黄金の味 贅沢林檎」です。

食べながら、エバラ食品の歴史の話を聞きました。
もともとは安い肉をおいしく食べられるように漬け込むたれをつくっていたそうですが、「おいしい肉をよりおいしく」とのコンセプトに変わっていったそうです。
肉の焼き方は素焼きにかわり、焼いた肉につけて食べる現在のスタイルに。

その後、新しい挑戦としてこれまでになかった味を開発。
「濃熟」はニンニク不使用で、炒めタマネギなどによってコクを実現。
においが苦手な人でも食べやすく、しっかりした濃い味わいで肉にからみつきます。

「贅沢林檎」は工場の生産ラインの限界までリンゴを使用。
比較的あっさりしてさわやかで甘みがあり、肉のうまみを引き立てる感じ。
フレンチレストランのソースにありそうな味です。
個人的にはこちらの方がより好みかなと思いました。

お土産の2品を見比べ!焼き肉に使ってみました

新商品の2品はお土産としていただきました。
写真ではわかりづらいですが、「濃熟」のボトルはプラスチック、「贅沢林檎」のボトルはガラスです。

どちらも果実のコクを強調していますね。
リンゴだけでなく、モモ、ウメの3種類の果物を使い、異なる甘みや風味の効果によって塩からいだけではない新しい味を実現しているそう。

早速、週末の焼き肉に「濃熟」を使ってみました。
濃くて深い味わいがする中にかすかにピリッとする感覚があるのが癖になります。
でも辛くはないのですよね。

普通の豚肉を使いましたが、いつもより味わい深く感じました。
肉だけでなく、焼いた野菜とも相性抜群で少し食べすぎてしまいましたよ。

あまっても大丈夫!いろいろな料理に使えます

エバラ食品さんの発表で印象的だったのが、「あまったたれはどうするか」という話。
「他の料理に使う」「次の焼き肉まで取っておく」「捨てる」という選択肢があり、「捨てる」はさすがにないかと思ったのですが、実際には捨てる人もいるそうです。

私は「次の焼き肉まで取っておく」派だったのですが、他の料理に使えるレシピも教えてもらったので試してみました。
鶏肉のソテーにからめるだけの「濃熟チキンソテー」は料理が得意でない私にも簡単。
下味をつけてもいないのに、照り焼きに近くなっていてびっくり。
ご飯がどんどん進む間違いない味でした。

他にも麻婆豆腐やパスタなど一風変わったレシピを見つけたので、いつか試したいと思います。
いつも同じ味ばかり選んでしまうというあなた、もし新商品を見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。

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