餅を買いすぎたら何にする?洋菓子風アレンジで子どもが喜ぶおやつに
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
正月用に餅をストックするのは大事ですが、うっかり買いすぎたり思ったほど食べられなかったりして大量にあまることもありますよね。
子どものおやつにしてでも減らしたいものですが、あんこやきな粉ばかりだと飽きます。
少し変わった洋菓子風のアレンジも試してみました。
アレンジ1:スモア風餅
スモアというおやつをご存じでしょうか。
焼いたマシュマロとチョコレートをクッキーやクラッカーではさんだもので、手軽につくれておいしいのが人気の理由。
そのスモアを焼き菓子ではなく焼いた餅でつくるというアレンジです。
まず、餅を半分に切ります。
半分といっても横に半分にするのではなく、厚みを半分に。ここを間違えるとマシュマロがのせられなくなるので注意してください。
スライスした餅をトータルで5分焼くのですが、最初は餅だけ入れて焼き、2分くらいしてからマシュマロをのせます。
早い段階でマシュマロをのせるとこげてしまうのです。
チョコレートは、最後の30秒くらいのタイミングでのせて軽く溶かすだけでOK。
余熱でもある程度溶けてくれます。
大人が食べるならチョコレートはビターがおすすめ。ほどよい甘みになり餅によく合います。
写真ではマシュマロとチョコレートが上にのっている状態ですが、餅と餅ではさんでしまうのもありですよ。
マシュマロが熱いので、やけどしないようゆっくり食べてくださいね。
アレンジ2:バターはちみつ餅
ホットケーキの上にバターとはちみつをのせるのと同じ感覚で、ゆでて柔らかくした餅にバターとはちみつをのせる食べ方です。
餅は鍋でゆでてもおいしくなりますが、時間を短縮したいなら深さのある耐熱皿にお湯を入れ、そこに餅をひたして1分加熱するといいでしょう。
これでじゅうぶん柔らかくなります。ひたしていたお湯は捨ててくださいね。
その餅にバターをのせはちみつをかけるだけ。
熱でみるみるうちにバターが溶けていくのを見ているだけでも楽しいです。
はちみつの甘さは砂糖の甘さとはひと味違うので、あんこをかけて食べるのとはだいぶ違う印象に。
しっかりした甘さとバターのコクで、かなり食べごたえのあるおやつになります。
アレンジ3:アップルパイ風餅
アップルパイは買うとなかなかいい値段がしますよね。
家にリンゴがあるなら、フライパンで軽く炒めるだけでアップルパイに近い食感に変えられますよ。
今回は、そこに切った餅も加えてみました。
リンゴも同じくらいの厚みにしてオリーブオイルで炒め、砂糖を加えてよくなじませればできあがり。
あれば最後にシナモンをふると、より本格的になります。
餅の弾力は感じるのに味はアップルパイに近いという、なんとも風変わりなおやつになります。
リンゴは酸味もあるので、見た目よりさっぱりとしていて餅がどんどん食べられてしまいますよ。
餅の洋菓子風アレンジ3パターンを紹介しました。
子どもにあげる場合は、歯が生えそろいよく噛めるようになってからにしましょう。
我が家では、小学生になるまでは大人が親指の爪くらいの大きさにちぎってからあげていました。
最後までおいしく楽しく、餅を食べられるといいですね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。