家事をサボりまくって罪悪感……という人への確実な処方箋
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
どうしても家事に対するやる気が起きず、ついサボれるだけサボってしまって1日の終わりに後悔する、といった経験は誰しもあると思います。
今日もまともに家事しなかったなと罪悪感におそわれるくらいなら、あらかじめ手を打ちましょう。
簡単で確実な3つの方法をお伝えします。
生き物は休むのが基本と心得る
家事をしなかったことで自分を責めてしまう人は、「動き回って働くのが基本」と無意識のうちに考えていると思います。
少しでも時間があれば何か仕事をしようとするのは、人間ならではの性質だと言えるでしょう。
生物の本来の姿ではないのです。
生き物を飼ったことがある人ならわかると思うのですが、動物は常に動き回っているものではありませんよね。
ずっと動いていないと死んでしまう動物もいるけれど、レアケース。
私は長い間猫を飼っていましたが、彼らは1日の大半をゴロゴロとしてすごしていました。
もはや寝るのが仕事なのかなというくらい動かないのです。
よく考えてみると、生きるために必要のないことで動き回るのは非効率なこと。
あれこれとやるべきことに追われているときこそ「最も大切なのは生きること」と思い出し、「休むのが基本」と言い聞かせましょう。
何か1つだけ頑張ってみる
休むことが基本だとわかったとしても、やはり気があせって何かやらなくてはとどこかで考えてしまう日もあることでしょう。
そういう場合は、何か1つのことだけを頑張ってみることにしてみてください。
掃除すると決めたら家中の掃除を、料理をするなら明日のぶんのおかずもつくるくらい、洗濯なら普段洗わないマットやカーテンまで洗ってしまうのです。
そうして何か1つ徹底的にやってしまうと、達成感がうまれます。
普段の家事は、いろいろなことを少しずつやることが多いのであまりやった気がしないものなのです。
何もやっていないと思っても、本当は少しずつやっているものなのですよね。
わざと1つのことだけ集中してやる日をつくり、ほかの家事は思い切ってやらないくらいにすると「やった実感」を得られて満足しますよ。
アウトソーシングする日を設定する
家事は、主婦だけがやるものではありません。
今は家事代行業者がたくさん存在し、お金を出せばいくらでも引き受けてくれます。
主婦1人の力ではどうしても完璧にできないことがあるので、1年に数回くらいは業者にやってもらう日をつくってみましょう。
業者に頼むと、自分の力では外せない部品を外して掃除してくれますし、うっかり壊してしまう心配もある機械類のメンテナンスだって可能。
また、業者だけでなく夫や子どもに丸投げしてしまう日があってもいいはず。
自分が働いていなくても、誰かが家事をやっているのなら罪悪感が軽減されます。
むしろ自分でやるよりずっとレベルが高いこともあるので、「業者に頼みやすいように普段サボっているのだ」という口実も生まれますよ。
家事をサボっても罪悪感がうまれにくい方法を紹介しました。
罪悪感があるというのは理想が高いということなので悪くはないのですが、やはり頑張りすぎはよくないのでうまくやりすごすことも大事ですね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。