やらなくて平気!2児の母が家族のためにやめた5つの家事

2020/04/29
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
毎日やらなくてはならない家事に追われる私、やらなくてはいけない家事を少しでも減らしたいところ。
家族のためにとやっている家事も、意外とやめて正解だったことがありました。主なものを5つ挙げてみます。

違うスーパーを回って買い物

結婚したばかりの頃は、新聞の折り込みチラシをチェックして「このスーパーはこれが安い」と見極めてから買い物。
スーパーごとに安売りされているものが違うので、2店舗以上のスーパーを回って買い物することがよくありました。
でも、そうすると買い物時間が長くなり帰りが遅くなります。
子どもがいないうちは何とかなりましたが、息子が生まれてからは状況が一変。

昼寝していた息子が、夫と一緒に留守番しているうちに起きて泣き出すことはよくありました。
できるだけ早く買い物をすませようと思うようになり、自然と最寄りのスーパーにしか行かないように。
実は、買い物時間が長くなると夕飯を用意する時間が減ってしまうので、せっかく安く買った食材もうまく使えないことが時々あったのです。
毎回同じスーパーを使うことで特売日や商品の配置が把握しやすくなり、かえって無駄買いが減り節約につながりました。

レシピを見て料理を作る

「プロが考えた味に勝るものはない!」と思っていた私は、新婚時代レシピなしで料理が作れませんでした。
計量や火加減の確認に手間がかかり、夕飯を作るのに2時間以上はかかっていました。
毎回同じ味に仕上がって確かにおいしいのですが、「何かが違う」という感覚が。
夫もだまって食べているけれど、喜んでいるというわけではありません。
この違和感は何だろう、と考えるうちに「私の知っている母の味ではない」ということに気がつきました。

母の味つけはいつも適当、しょう油はひと回し、みりんも同じくらい……と目分量が普通。
私も思い切ってレシピを見るのをやめ、目新しい調味料は使わず出汁と基本的な調味料だけで作ることに。
すると私の目指していた「母の味」に近づいたのです。
出汁が香る薄めの味つけが私の好みなのだと気がつきました。
夫も、「健康に良さそうだ」と前より喜んでくれています。

家計簿をつける

「できる主婦は家計簿をつけるもの」ということにこだわり、頑張って家計簿をつけた時期がありました。
でも計算が苦手なので電卓を打つのも苦痛。
1か月もたたずにやめてしまいました。
今度は家計簿アプリを導入し、こちらは半年間ほど続けました。
集計は子どもが寝ている深夜にまとめてやることになり、レシート片手にスマホ入力。
するとその様子を見ていた夫が「そんなに節約する必要あるのか?」と顔をしかめるように。
私が家計管理を頑張っている様子を見せてしまうと、夫は不快になるようです。
そこで家計簿アプリもすっぱりやめました。
お金の使い方のくせもわかったので、今は家計簿なしでお金を管理しています。

ランチにお弁当

息子が幼稚園に入ると、頻繁にママ友からのランチのお誘いが。
行先はショッピングセンターのフードコートが多く、偏食の息子の食べるものを調達できるのかという不安から、常に弁当持参でした。
息子だけ弁当というのもかわいそうな気がして、私と娘の分も用意。
外食より手作りの方が安心だし家計にも優しいし、いいことをしていると思っていたのです。
ところが娘が大きくなってくると、「○○ちゃんと同じものがいいのに」と言われるようになってきました。
「娘はさびしかったのか」と反省し、息子の偏食も若干ながら改善してきたので弁当はやめました。
栄養バランスが偏っていても、たまの楽しみだからと割り切って外食させています。

料理の作りおき

SNSなどで料理の作りおきの画像を見て、まねをしたことがありました。
でも我が家は夫の帰りが遅く、子ども達も作ったものを食べるとは限らず。
作りおきした料理が思ったように消費できないのがストレスになってしまいました。
今は、家族がそろう土日に多めに食材を調理して取り分けをしています。
レンコンのきんぴらを作った時は、大きいレンコンを薄切りにしてゆでてから一部を取り分けて保存。
後日、刻んでひき肉に混ぜ、ハンバーグシチューを作りました。

家族に好評でしたが、レンコンが入っているとは思わなかったようです。
さらに数日後、炊き込みご飯に入れて使い切りました。

こちらもすごくおいしかったです。
炊き込みご飯に使う野菜は少量なので、取り分けておいたものがあると便利ですよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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