【捨てる前にもうひと働き】生ごみを再利用する4つの方法
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
家にいるとどんどん増える生ごみに悩んでいませんか?
すぐに捨てるより、何かに使ってあげたほうが気分的に楽ですよね。
私が実践している4つの方法をお教えします。
野菜の皮やへたで出汁をとる
私はなるべく野菜の皮をむかずに調理するよう心がけていますが、それでもかたい部分やへたは食べずに捨てることになります。
そこでよく作るのがベジブロスと呼ばれるもの。
野菜くずのからとれる出汁のことで、野菜の栄養がつまっていると言われています。
両手いっぱいにのるくらいの野菜くずに、1リットル強の水・小さじ1杯の酒を加えて弱火で30分くらい煮込むだけ。
できたベジブロスはカレーやシチューに使うことが多いのですが、みそ汁や肉じゃがなど和風のメニューにも使えて便利。
余ったら冷蔵保存して早めに使い切りましょう。
野菜ではありませんが、鯛のような臭みのない魚の骨からもよい出汁がとれます。
お祝いで鯛を焼いた時は、骨だけ綺麗な箸で取り除いて後で煮込むといいですよ。
卵のからでシンクを掃除
卵のからは、研磨剤のように使うことが可能です。
軽く手で砕いて、そのままシンクの汚れた部分に押しつけて磨いてみましょう。
こびりついた水あかや茶渋も、あっさり取れます。
砕けた卵のからも一緒に流してしまえばピカピカに。
シンクに傷がつくのが心配なら、目立たないところで少しだけ試してみてください。
今のところ、私の家のシンクは卵のからで傷ついたことがないです。
コーヒーかすで消臭
コーヒーをいれるたびに出るコーヒーかす。
新聞紙などに広げて風通しのよい場所におき、乾燥させましょう。
水分がなくなり、パラパラになったらOKです。
ビンなどに入れて、靴箱やトイレなど、臭いの気になるところに置いてみてください。
コーヒーには消臭効果があるので、これだけで消臭剤の役割を果たしてくれます。
時々、コーヒーかすを新しいものに入れ替えるとよいでしょう。
柑橘類の皮を入浴剤に
ミカンやオレンジ、ゆずなどの柑橘類の皮は、ちょっとした入浴剤のかわりになります。
まずは皮を天日に当てて乾かしておきます。
ある程度水分を飛ばしておけばカビがつくのを防げますし、お湯につけても形が崩れにくくなるのです。
あとは、お湯をはった湯船に入れるだけ。
よい香りがして癒されますし、子どもは新しいおもちゃを手に入れた気分になるのか、大喜びです。
皮がボロボロに崩れるのが心配なら、洗濯ネットに入れてからお湯に浮かべましょう。
ちょっぴりエコ、お財布にも優しい
私が紹介した方法では、生ごみを根本的に減らすことはできません。
ひと働きしてもらった生ごみも、役目を終えたら捨てることになるからです。
でも、捨てる前に生ごみを使って生活に役立てることで、余計な化学薬品や洗剤を使わずにすむようになりました。
わずかですが、生活用品の購入頻度が減り家計も助かっています。
ケチくさいと思われる方法かもしれませんが、気が向いたら試してみてもらえると嬉しいです。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。