食欲のない夏もさわやかに!旬のトマト料理2つを紹介
梅雨のじめじめした空気と仲良くなれず、体調不良を引き起こしたdanngoです。
一時期は「炭水化物や固形物がのどを通らない」という状況でしたが、トマトを食べて持ち直しました。
旬の食材は偉大!簡単に作れるおすすめ料理を紹介します。
トマトの色や酸味や食感は、食欲のない日にも○
このところ急に暑くなり湿気もひどく、私は少し前にほとんど食事ができない状態になっていました。
米の料理はもちろんのこと、比較的食べやすいパンも体が受けつけないのです。
食事がヨーグルトと果物だけになってしまった日も。
その翌日は、案の定動けなくなりました。体が無性にだるく、普段なら楽しいはずの子どもと遊ぶ時間さえ苦痛。
「無理」を連呼して広げたふとんに倒れ込み、そのまま屍のように……。
娘に「お母さん、いつまで寝るの?」と怒られてしまいました。
これではいけない、と思い直した私は冷蔵庫の中を見渡し、ふと目に留まったトマトを手に取って「これなら食べられる」と確信。野生の勘です。
何とか食べることができ、一安心。次の日もまた次の日もトマト料理を作って食べました。
不思議ですが、トマトと一緒だと単独では食べられない気がする鶏肉も大丈夫。おかげで、すっかり元気を取り戻しました。
トマトの赤い色や、酸味、さっぱりとした口当たりなどが食欲のない私を助けてくれたのだと思います。
トマトのねばねば和え
トマト料理というと、サラダとミネストローネしか思いつかないという人もいるのではないでしょうか。
でも、トマトには酸味以外に甘みやうまみもあるせいか、比較的いろいろな食材とマッチしてくれます。
疲れた日におすすめしたいのが、この「トマトのねばねば和え」です。
オクラや納豆、長芋などのねばねば系食材を集めて適当な大きさに切り、余っていた納豆のたれで味つけ。
納豆のたれ以外にも、めんつゆやしょう油などが使えます。
上に飾ったのはとろろ昆布ですが、これもねばねば系食材の1つですね。
トマトを加えると、ねばねばだらけの料理でも後口さっぱりで飽きずに食べられます。
おいしく作るコツは、トマトに塩をふること。
塩をかけると適度に水分が抜け、和え物にしても水っぽさが気になりにくいです。
青臭さが気になる場合も、トマトに塩をかけるといくぶんましになるかと思います。
トマトの卵炒め
トマトに含まれる栄養素のリコピンは油と一緒に摂ると吸収しやすくなるらしいので、我が家ではトマトを炒めて食べることも多いです。
中でも、冷蔵庫にあることが多い卵と炒める料理は手軽でおすすめ。
夫が健康マニアなので、血液サラサラになりますようにと期待を込めながらタマネギも入れています。
オリーブオイルでタマネギから炒め、次にトマト、いったん火を止めて溶き卵を流し入れさっと固まるまで加熱して終了。
トマトをフライパンに入れてから、トマト1個あたり大さじ1杯くらいの砂糖を入れるようにしています。
こうするとトマトの酸味が弱まり、浸透圧のせいなのかトマトがしんなりとするのも早い気がするのです。
甘いのが苦手な人は、少し砂糖を減らすといいかもしれません。
最後に塩コショウで味を調えましょう。
トマトを食べれば元気になるとは言いきれませんが、トマトが食欲のない日でも比較的食べやすい食材であることは間違いないと思います。
簡単に作れて、マンネリ打破できそうなトマト料理を紹介しました。
これからどんどん暑くなりますから、旬のトマトのパワーでなんとか乗り切っていきましょう!
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒の味も好きですが、アルコールに弱くわずかしか飲めないのが悩み。