めんつゆ使いません!七夕そうめんのマンネリ打破アレンジ

2020/07/03
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
もうすぐ七夕。七夕といえばそうめん。
夕飯にそうめんを出す家も多いですよね。
でもそうめんをメインにすると、お米が食べたいと言われそう……。
ご飯と一緒に食べられる、めんつゆいらずのそうめん料理をご提案します。

シンプルだけどほっとする味!「そうめんのお吸い物」

私がおすすめするのは、汁物としてそうめんを出すという方法です。
ただし、みそ汁にそうめんを入れるのは難しいかと。
そうめん自体に塩分があるので、かなり塩からくなってしまうと思うのです。
でも薄味のお吸い物なら大丈夫。

作り方はシンプル

まずは、出汁をとります。
昆布とかつおぶしで本格的な出汁をとるのも素敵ですが、時間がないなら出汁パックや粉末出汁に頼ってもいいかと思います。
出汁パック1つで、600mlの出汁をとりました。
それだけだとさすがに味が薄いので、大さじ1のしょう油を合わせておきます。

次に、具材を用意しました。
断面が星の形に似ているため七夕メニューには欠かせないオクラ。
5ミリくらいの厚さに切って、さっと湯通ししただけです。

オクラだけだと寂しいので、炒り卵を用意しました。
卵を選んだ理由は、緑色と黄色を合わせるときれいな気がしたのと、タンパク質を補給したいというもの。
炒り卵なら作りやすいし星のように見えなくもないと思ったのですが、見映えを気にするなら錦糸卵の方がいいかもしれません。

あとはそうめんをゆでるだけ!
ゆで終わったら氷水にひたして、冷えている間に盛りつけです。

温かいそうめんのお吸い物は、覚えていないけれど子どもの頃に食べたような感じもする、どこか安心できる味でした。

冷や汁にするのもいいですね。
氷を入れ過ぎると味が薄くなってしまうので、1、2個くらいにしておきましょう。
こちらは娘がやたらと気に入ってしまい、私の分がなくなりそうなほどおかわりしていました。

具材が余ったら

この日は夫が不在だったので、出汁と具材が余ってしまいました。
でもいいのです、翌日分に回せば。
とはいえ、汁のまま残すのは難しい気もします。
そこで、出汁に寒天を入れて溶かし、そこにオクラと炒り卵とそうめんを加えて固める作戦に。
見た感じ、そうめんが天の川のようにも見えてなかなか風流です。

冷やして固めた後、切り分けたのがこちら。
料亭などで出される、にこごりと雰囲気が似ていますね。
とはいえ、にこごりはゼラチンで作るので根本からして違いますが。
どちらにしろ、涼が感じられつるっと食べられるのでいいですよね。

夏は「そうめん飽きた」と言われがちな季節。
甘みのあるめんつゆに比べると、甘くない出汁はさっぱりとして食べやすいです。
もしよかったら、マンネリを感じた時に試してみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒の味も好きですが、アルコールに弱くわずかしか飲めないのが悩み。

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