カボチャの種が食べられるってご存知?手軽な調理法を紹介
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
カボチャを購入すると、必ずといっていいほどついている種。
捨てる人も多いかもしれませんが、本当はおいしいのです!手軽な食べ方を紹介します。
まずは種のふっくらしたカボチャを選んで
我が家ではカボチャを買うと種まで食べることが多いですが、種を食べない時もあります。
種を食べない時というのは、種に中身がほとんど入っていない時。
手で触ると厚みがあまりない種は、皮だけで中身のないものです。
時々、種がスカスカのカボチャに出くわすのですが、そういうカボチャはきまってあまりおいしく感じられません。
種に栄養がいっていないと、実の方にも充分な栄養が行き渡っていないようです。
切断されたカボチャは種の断面が一部見えていることが多いので、種の中身があるかどうか確認可能。
それで確認できなかったなら、種を側面から見て厚みを確かめましょう。
調理法はシンプル!カボチャの煮汁で煮るだけ
カボチャを調理する時はまず、ワタと種を取り除きます。
外した種は流水で軽く洗い、きれいにしておきましょう。
あとはカボチャの煮物を作るついでに煮てしまいます。
時間がない時はカボチャの実と一緒の鍋に放り込んでしまうこともあるのですが、後で種だけ出すのがやや面倒。
カボチャの煮物の煮汁を最初に少し取り分けて、別の鍋で種を煮てしまうと楽です。
ふたをして5~10分煮たら、最後にふたを取り強火にして水分を飛ばせば完成。
どうやって食べる?
食べる時は、硬い皮をむく必要があります。
煮ることで少し皮が柔らかくなりますが、それでも指だけでむくのは困難。
キッチンばさみで切れ目を縦方向に少し入れてから、爪をさしこんで皮をはがしていくと良いでしょう。
種の表面がぬめってすべる可能性があるので、おしぼりやティッシュでこまめに指をふきながら慎重にやってみてください。
中身はこんな感じです。
薄い緑の皮がついているものもありますが、薄皮は硬い皮にくっついたままのこともよくあります。
でも、実際のところキッチンばさみを使って食べるなんてこと、普段はしていません。
種を縦にして側面を前歯で軽くかみ、指で奥から押し出すようにすれば簡単に中身が出てくるからです。
ワイルドですが、けがの心配もなく最も効率的な方法です。
先に紹介した方法は、自分で皮を外せない娘にあげる時にするものです。
気になる味ですが、ナッツのようなコクがありビールのおつまみに良さそうな感じです。
カボチャの種をローストしたものは、ナッツ売り場に置かれていますものね。
フライパンで炒って食べる方法もあるらしいのですが、種がはじけて火傷しそうで怖いですし、簡単に作りたいので私はもっぱら煮て食べています。
カボチャの種は、果肉に負けないくらい栄養豊富だと聞きます。
おいしいけれど高カロリーなので、少しずつ食べるようにしてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒の味も好きですが、アルコールに弱くわずかしか飲めないのが悩み。