最新家電はメリットだらけ!洗濯機の中に○○がない理由
今月、洗濯機を買い換えたばかりのdanngoです。
最新式の洗濯機を何台も見比べた中でも特徴的だったのが、普通の洗濯機には必ずあるはずのものが見当たらない洗濯機でした。
どうしてそれをなくしたのか、気になる理由をまとめてみました。
SHARP 「ES-GE7E」
家電量販店で購入したシャープの「ES-GE7E」は、普通の洗濯機には必ずあるはずのものが存在しない洗濯機でした。
中を開けてみると気づくはずなのですが、何がないかわかるでしょうか。
すぐにわからなくとも、違和感ありますよね。
実は、洗濯槽の横穴が存在しないのです。
なんとなく穴が空いているようにも見えてしまいますが、これは底の穴が槽の側面に反射して映っているだけ。
触ってみると、表面がツルツルしているのがわかります。
洗濯槽に横穴がない洗濯機は、シャープでしかつくられていないそうです。
洗濯槽に穴がないことのメリットって?
シャープさんは、底から集中して排水したり、強い遠心力で槽上側から水を逃がしたりすることで側面に穴をつくらないことに成功したそうです。
でも、なぜわざわざ穴をなくしたのかという疑問がわきますね。
1つめの理由は、洗濯槽の黒カビ対策です。
以前使っていた洗濯機は洗濯槽の黒カビが槽の内側に入ってしまって洗濯物にくっついてしまうことがしばしばありました。
洗濯槽に横穴がないと、黒カビが侵入しなくなるので衣類の清潔を保てます。
さらに、洗濯槽上部から脱水する時の水の流れで洗濯槽の外側を洗い流せるというメリットもあるそう。
2つめの理由は、節水。
洗濯槽の横穴がないということは、洗濯中は水が外側の槽に逃げていかないため、より少ない水で洗うことができるというのです。
穴がないぶん、内部の水流に勢いをつけやすいので、節水しながらもしっかり洗浄してくれるそうですよ。
3つめの理由、それは衣類の傷みを防ぐというもの。
洗濯機を使う時の悩みの1つが、洗濯物が傷みやすいということでした。
生地が薄い子ども服は特に穴が空きやすく困っていました。
言うまでもなく、洗濯槽にでこぼこがない方が洗濯時の摩擦が少ないですよね。
横穴に布がひっかかることがなくなるので、優しく洗い上げることができるのです。
洗濯機の寿命は短いので早めの買い換えを
多くの大型家電の寿命は10年という話を聞きますが、洗濯機の寿命は7年というものが多いです。
製品本体のどこかに製造年と標準使用期間が明記されているはずなので、確認しておきましょう。
定められた使用期間を過ぎて使い続けると故障してしまう可能性が高まりますので、早めの買い換えを検討してくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。