コミュニケーション能力0の主婦が思う人間関係のムダ3

2021/08/15
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

大勢の人の前で話すのはわりと平気なのに、話し相手が少なくなればなるほど緊張してしまうdanngoです。
コミュニケーション能力0の私、人間関係ではいろいろと苦労してきました。
中でも時間と労力の浪費が激しかった経験3つをお伝えします。

自分から離れていく相手を引きとどめようとすること

コミュニケーション能力のない私は、つき合わない方がいい相手を見極めることが苦手です。
誰に対しても似たような態度をとってしまうので、勘違いされることも多々あります。

近隣に住むママ友が私のさりげない身内への一言を、その人の家族に対する悪口と勘違いして激昂するという事件がありました。
私は「勘違いです」と懸命に謝りましたが、相手は「そんなことは私の知るところではない」という態度。
これはまずいとLINEで重ねて謝り、後日また会って謝りたいと伝えました。
翌日頭を下げて謝ったのですが、「もういいです」と言いつつも不服そうな顔をされパニック状態に。

そんなに相手を傷つけたのだろうかと自己嫌悪に陥りながら、遠くに住む知り合いのLINEグループに相談しました。
「あなたは悪くない」と口々になだめられ、「相手はあなたと距離を取りたいのだ、関わらない方がいい」とさとされました。
相手の家庭の事情が少し変わったことで、私と付き合う価値がないと思われていたのかもしれません。
仲直りしようと必死になっていた私がいけなかったのだとその時はじめて気づき、菓子折りを持って再度謝りに行くのもやめました。

プレゼントした品の使い道を気にすること

贈りものをするからには相手に喜んでもらいたい、というのは当たり前の感情です。
でも私は、プレゼントを選ぶ時に思い入れが強くなり過ぎて、「こんなふうに使ってほしい」と相手にあれこれ期待しがちでした。

結婚祝いのお返しにと従姉に高級プリンの詰め合わせを贈った時、「きっと可愛い娘さんにたくさん食べさせるに違いない」と予想。
それなのに、「ありがとう。プリン大好きだから早速食べるね」という従姉からのメールが届き戸惑いました。
「娘さんのためにと選んだのに」と思った私は、「娘さんも食べられるよね?」と返信。
従姉は「少し食べさせるね」と返してきました。
考えてみれば、高級プリンなのですから従姉は娘さんに隠れてこっそり全部食べたって良かったはずです。
過度な期待をして裏切られ勝手にモヤモヤしていた私は、プレゼントを選ぶのに労力を費やし過ぎていたのだと思います。
今は、相手の負担にならず自分もあれこれ考えなくてすむ金券類をプレゼントすることにしています。

趣味や嗜好が合わない人とのお茶会

子ども達が幼稚園に入り、ママ友とのお茶会の機会が増えました。
なぜかそういう日はものすごく疲れるのです。
ママ友は子どもの年が同じだけで年代も趣味もバラバラ、気の合うママ友だけがおしゃべりに花を咲かせる状態で、私はうまくなじめません。
周りから激しく浮きながら話を聞き流して終了。
私は人付き合いそのものに向いていないのかと感じましたが、趣味や嗜好の合う人が相手なら初対面で少人数でも、楽しい時間を過ごせることがわかりました。
やはり緊張はしますが話しているうちにそれを忘れる自分がいて、話が合うというのは大事なのだと実感。
人間関係は無理をせず、心地よいものだけを取捨選択すればいいのだと最近は思っています。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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