距離をおけない相手に嫌なことを言われたら?思いつめない考え方4
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
悪気があるのかないのか定かではありませんが、嫌なことを言ってくる人っていますよね。
「距離をおけばいい」というアドバイスをよく耳にしますが、家族や仕事仲間など、どうしても関わらなければならない相手も存在します。
そんな時は自分の考え方を変えてみましょう。
まずは自分の心を見直す
嫌なことを言われると、「あんな人、許せない」とか「私はダメな人間なのか」とか、相手か自分を責める思考になりがちです。
でもそれは、二次的な感情。
まずそのことを言われた瞬間自分はどう感じたか、しっかり受け止めてみましょう。
考えるのはそれからです。
考え方1:自分の全てを否定されたわけではない
「仕事が遅い」「こんな簡単なこともわからないの?」といったきつい一言を聞くと、自分の人格全てを否定された気分になると言っていた人がいました。
でも実際は違うのです。
「仕事が遅い」と言われた場合は業務処理のスピードだけを、「こんな簡単なこともわからないの?」の場合は理解力の低さだけを注意されたに過ぎません。
性格が悪いとか、仕事のクオリティが低いといったことは全く言っていないのに、なぜか自分で拡大解釈して落ち込んでいるだけなのです。
相手は、あなたの良いところも認めているかもしれません。
考え方2:相手にも事情があるのかもしれない
嫌なことを言われるとつい被害者意識が強くなり、相手の人格に問題があると考えてしまうこともありますね。
「嫌なやつ」と思うのは簡単ですが、ここはひとつ菩薩になった気持ちで「相手にも事情があるのかも」と考えてみてください。
経験ありませんか?体調が悪い時や忙しい時、周囲にきついことを言って当たってしまったこと。
そんな時わざわざ、「私は今具合が悪くてイライラしているから口が悪くなってしまうのだ」などと弁解することってあまりありませんよね。
逆に考えれば、嫌なことを言っている目の前の人にも何か事情がある可能性が考えられるわけです。
頭が痛いのかな、夫婦げんかしたのかな、などと想像力を持って接してみると少し余裕が出てくるでしょう。
考え方3:とらえ方は人によって違う
「その服ダサいね」などと悪気なさそうに嫌なことを言ってくる人。
言い返したところで状況が良くなるとは思えません。
あくまでもその人にとってはそう見えるだけなのです。
同じ色を見ていても、「青」と表現する人もいれば「水色」「ネイビー」など別の言い方をする人もいますよね。
目の前の相手は自分ととらえ方が違うのだ、自分と似たようなとらえ方の人もいるはずだと考えると心が軽くなります。
考え方4:好きな人のことを考えた方が幸せ
嫌なことを言われたことをいつまでも引きずるのは得策ではありません。
気にしている間は、自分が嫌だと思っている相手のことで頭がいっぱいになっているからです。
人間は一度にいろいろなことを考えることができないらしいので、そんな時は好きな人のことを考えてみるといいでしょう。
私の夫は、歌手や俳優として活躍している上白石萌音さんが好きで、毎日のようにホームページをチェックし、出演している番組は欠かさず録画しています。
CDやDVDも買い込み、時間があれば視聴。
そのことでうるさい上司や気に入らない部下のことを忘れられるようなので、私は何も文句を言わず見守っています。
推しがある人は強いですね。
そんなわけなので、私も嫌なことはすぐ水に流し、行きつけのレストランで松重豊さんに出くわす妄想を繰り広げたいと思います。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。