残り3cm弱まで使います!ケガなく鉛筆を限界まで削る小ワザ
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
先日短く削った鉛筆が愛らしかったのでSNSにあげたところ、「どのようにして削ったのか」という質問をもらいました。
さほど特別なことをしているわけではないのですが、限界まで削れるちょっとしたワザを紹介します。
親世代はカッターで削っていたらしいけれど……
私の親の子ども時代には安全な鉛筆削りなど売られておらず、「鉛筆はカッターで削るのが当たり前だった」とのこと。
カッターだとかなり短いところまでいけるそうですが、試しに私がやってみると怖くて手元が狂います。
確かに削れるのですが、全ての方向に同じ角度で刃物をあてがわないといびつな形になりますし、力加減もよくわかりません。
不器用な私にはカッターを使う方法は不向きでした。
鉛筆削りで削るとどうなる?
レバーをくるくる回す大型の鉛筆削りや電動の鉛筆削りは、鉛筆が短くなってくると削るのが難しくなります。
限界まで削りたいなら鉛筆の方を回して削るタイプの小型の鉛筆削りがおすすめ。
それでも、4cmくらいになってしまうと削るのが難しくなります。
鉛筆の持てる部分が少なくなり、どんなに頑張っても力が入らずつるつるすべってしまうからです。
なんとか回せたとしても空回りするだけ、全く削れていません。
ゴム手袋があれば解決!
手がすべって鉛筆が回せない問題は、ゴム手袋があれば解決します。
ゴム手袋は、利き手の側だけはめれば大丈夫。
これで鉛筆がすべることがなくなるのです。
少し鉛筆削り側に押し込むようにして、なるべく奥側からぐるっと回すようにするのがコツです。
さほど力を入れているわけではないのですが、確かな手ごたえがして削りかすが出てきました。
無事、先がとがるまで削ることができましたよ。
小さくて書きにくくなった鉛筆でも、補助軸をつければまだ使用可能です。
鉛筆はサステナブルな筆記用具
鉛筆は字を間違えても消して書き直すことができ紙を無駄にしない、サステナブルな筆記用具です。
性質的に似ているシャープペンシルは大半がプラスチックでできていて、芯が細くて折れやすいです。
何度もカチカチとくり出しながら使う必要もあり、集中力がそがれやすいという欠点があります。
鉛筆の軸は木材で、芯は黒鉛です。
木材は貴重な資源で森林伐採の問題がついてまわりますが、持続可能な森林管理をおこなっていることをしめすPECF認証があれば安心です。
黒鉛は鉛だから体に悪いというのは誤解で、本当は石炭やダイヤモンドと同じ炭素でできています。
上手に削ればだいたい2.8センチくらいの長さまで使えます。
限界まで使うと達成感があり、もう使えなくなった鉛筆に愛着がわいたなら顔を描いてこけしのように飾っても可愛いです。
我が家ではちょっとしたメモや置き手紙を書く時、全て鉛筆を使用。
大人になるとあまり使わなくなるものの、使ってみると書きやすさにはまるかもしれませんよ。
◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。