贈り物のラッピングを最小限に!ゼロウェイストに近づける工夫

2022/06/03
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
時節のあいさつがわり、世話になった人へのお礼、遊びに行く時の手土産など、日本では贈り物をする習慣が根強く残っていますね。
環境のことを考えて、ラッピングもゼロウェイスト(ごみを出さない)に近づけたいもの。
手軽にできる工夫3つを紹介します。

リボンをかける

ぬいぐるみやおもちゃなど、比較的大きなものを贈る時におすすめの方法です。
よくあるように包装紙や袋で包むと、中身が大きいためラッピングも大きくなりよりたくさんのごみが出てしまいます。
無理に包もうとせず、シンプルにリボンを巻きつけてみてはいかがでしょうか。
意外とそれだけでも贈り物らしく見え、開封の手間も省けるので喜ばれるはずです。
見映えの良いリボンを選べば、工作やアクセサリーの材料として再利用してもらえるかもしれません。

風呂敷や手ぬぐいで包む

日本の伝統文化、風呂敷。
手土産などを持って行く時に使えば風情が出て重宝します。
相手の目の前で包みを開く時のワクワク感もなかなか良いものです。

ぱっと開いた時に中身が想像していたのと違った時の驚きや、想像したのと近かった時の満足感などは、風呂敷だからこそ出せる演出でもあります。
風呂敷は自分で持ち帰っても問題ないですし、相手が欲しがるようだったら風呂敷ごとプレゼントするのもありです。

風呂敷は割高なので中身と一緒にプレゼントするのは難しい、と思うならかわりに手ぬぐいを使っても。
端の部分を縫っていないため見た目の印象はややカジュアル。
風呂敷同様、いろいろな形のものを包めます。
手ぬぐいならハンカチやふきんのかわりに使えるので、どこの家庭でも持て余すことはないでしょう。

手紙で包む

プレゼントに手紙をそえることも多いと思います。
その場合、包んだプレゼントを紙袋の中に入れ、そこに封筒に入れた手紙を一緒に入れておくスタイルが多いようです。
手紙があるとうれしいものですが、少々かさばってしまうのが難点。
ちょっとしたプレゼントなら、手紙を書いてその手紙で包むというのも斬新ながら面白いのでは。

学生時代などに、手紙をたたんで渡したことがある人は多いでしょう。
みみのような部分をつくって端をさし込む折り方は、基本なので覚えている人も多いですよね。
縦半分に折り目を入れ対角線上に端を三角に折り、余ったところを半分に折って、直角の角を中心線にそって折り、端をみみの部分に差し込む……文章では説明が難しいですね。

真ん中にできるすき間を太めのマスキングテープなどでふさいでしまえば、中身がこぼれる心配がほとんどなくなります。

子どもの友達に折り紙で飴玉などを包んでプレゼントする時も、内側にメッセージやイラストを記しておくとちょっとしたサプライズになりますよ。
手紙は子ども自身に書かせるといいでしょう。
相手の子が包み紙を破いてしまうと意味がありませんが……。
「裏に手紙があるから見てね」と言えば失敗が防げるかもしれません。

他にも工夫しだいでラッピングが減らせる方法があるはずです。
贈り物を包んでいたものを捨てるのはちょっとしたストレスにもなるので、過剰包装を避けて自分にも相手にも負担のないようにしたいですね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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