もう悪筆に悩まない!少し気をつけるだけで字がきれいに見えるコツ

2022/11/17
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
手書きって緊張しますよね。
かつてはとんでもない悪筆だった私。短期間の練習だけでかなり改善しました。
字をきれいに書くのは才能のように思うかもしれませんが、簡単な心がけでかなり変わりますよ。

太めのボールペンがベスト

実は、同じ字でも筆記具によって印象が大きく変わります。
普段使っているような細字のボールペンで字を書くと、線が安定せずどことなく頼りない雰囲気に。

あえて太めのボールペンで書くと、線がはっきりとして読みやすくきれいに見えます。
私は無印良品の0.5ミリのゲルインクボールペンをよく使いますよ。
画像の真ん中の字がそれ。太さも濃さも書きやすさも気に入っています。

達筆な人というと、筆ペンを使っているイメージ。
私も毛筆でさらさらと書くのにあこがれて試したことがありますが、慣れていないとなかなか難しいものがあります。
力を入れてしまうとその部分だけ線が太くなりかっこ悪くなるのですよね。
書道経験者でないのなら、やはり太めのボールペンがおすすめです。

等間隔を意識して

漢字の場合は特に、並んでいる線の間隔が狭いとつぶれて見えてしまい読みにくくなります。
これを防ぐには、できるだけ線と線の間隔を同じにすることを意識することが大切。

手紙で確実に使う「様」という字なら、つくりの部分に並んでいる3本の線のすき間がほぼ同じになるように気をつけてみて。
いきなり意識するのが難しい場合は、まず裏紙などに何も考えずに字を書いてみましょう。
意外と自分の字の癖をわかっていないことがあります。
「このあたりがつまって読みにくいな」と思うところがあったら、本番ではその部分を広げて書くようにするだけでかなり変わってくるはずです。

字の大きさによって使う字を選ぶ

基本的には、小さい字より大きめの字の方がのびのびとして美しく見えます。
達筆な人の字を見ると、たいてい平均よりやや大きめの字を書いていることが多いのです。
ご年配の方に手紙を書く場合は老眼にも配慮し、大きめの字を書く方が印象は良くなりますよ。

とはいえ、どうしても大きな字が書けないという人もいます。
そういう人は、なるべく漢字をさけてひらがなを多くしてみて。
画数の少ないひらがななら、小さめに書いてもさほど読みにくくありません。
逆に、やたらと字が大きくなるのが悩みなら意図的に漢字を増やすのもありです。

きれいな字を書くということは、相手を思いやるということ。
なぐり書きにならないよう思いをこめて丁寧に書くことが、結局一番大事だと私は思っています。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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