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【夏休み宿題】元塾講師が解説!小学生の親がやることは3つだけでいい
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
1学期最終日、子どもが持って帰ってくる大量の夏休みの宿題。
こんなにあるのとがくぜんとして、手伝ってやらねばと思ってしまう親も多いのではないでしょうか。
元塾講師の視点から考えると、親がやるべきことなど多くはありません。
親ができる3つのことを解説します。
一番大事なのはスケジュール管理
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勉強するのに慣れていない低学年では、どのくらいのペースで進めるべきかわからず行き当たりばったりになりがちです。
夏休み最初の数日で終わらせてあとは遊ぼうとする逃げ切りタイプ、ぎりぎりまでやらずに最後の数日で何とかする追い込みタイプの子もいます。
基本的には、全く勉強しない日をたまにつくる程度にして、あとはほぼ毎日コツコツ決まった時間帯に勉強させたいもの。
勉強を全くしない日数が多くなればなるほど、勉強をする習慣が身につかずやった内容も忘れがちになります。
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うっとうしいと思われそうですが、ここは親が口出ししていい部分です。
最近は宿題プリントの最初のページに「夏休みの計画表」といったものがついていることがあるので、子どもと相談しながら計画を立ててみましょう。
何をいつぐらいに終わらせるか、1日のうちのどの時間帯を勉強にあてるかといったことを決めておくとスムーズに宿題を進めやすくなります。
課題に解答がある場合は丸つけ必須
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宿題プリントには、解答がついていることがよくあります。
この解答は子どもが見るためにあるのではなく、丸つけ用。
できることなら解答だけ切り離して親が管理しておきましょう。
やってみるとわかるのですが、プリントの丸つけというのは先生にとってかなりの負担になるのです。
間違っているところがあればやり直しさせてかまいませんが、子どもがどうしてもわからず親も教えられない場合があるので、無理をしなくていいでしょう。
子どもが悩んでいたら助け舟を出そう
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夏休みの宿題は、子どもが自主的に勉強する習慣をつけるのにもってこいの機会。
よほど問題がなければ、親がべったりはりついて手取り足取り教える必要はありません。
ただし、子どもが悩んで質問してきたら答えてあげるのがベター。
その場でわからないなら、辞書や図鑑やインターネットのお世話になればいい話です。
特に悩みがちなのが、読書感想文や自由研究や工作など、自由度の高い宿題。
私の子ども時代は親が全て決めてしまうパターンが多かった気がしますが、今は自主性の時代。
「これにしなさい」「それはダメ」などとはできるだけ言わず、一緒に考えてあげるというスタンスでいきましょう。
子どもの興味のあることを聞き出してまとめつつ、形になるよう導くのがおすすめ。
使うものがあれば用意してあげる、子どもだけで調べられないことは手伝ってあげるなど、助け舟は必要です。
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親はどうしても間違いや失敗を気にして手や口を出してしまうものです。
勘違いしないでほしいのは、宿題はあくまでも子どものためのものであり、でき具合によって親の評価が変わるものではないということ。
完璧を求めすぎると親も子も疲れてしまいますので、つかず離れずの適度な距離間で見守っていてもらいたいと思います。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。