時代はかわった!令和では使わない昭和世代の学用品
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
時代は令和。昭和世代のアラフォーの私にとっては、変化の激しさにとまどう場面も増えてきました。
子どもが小学生になって最近の学校事情を知るようになると、驚くことがたくさん。
私の子ども時代に当たり前に使っていたのに今はほぼ使わない、なつかしの学用品をあげてみます。
令和では使わない学用品5つ
ハーモニカ
小学1年生になったら必ず使うと思いこんでいたハーモニカ。
今や音楽の教科書にも登場しません。
かわりに活躍するのが鍵盤ハーモニカ。
ピアノに似ているから、指の運動になっていいなとは思います。
なんとなく、1音ごとに吸ったり吹いたりしていたあの独特の演奏方法を教わらないのがさびしい気もします。
そろばん
小学4年生あたりで、そろばんの使いかたを習った記憶があります。
へたしたら武器にもなりそうな立派なそろばんを、当時はランドセルのわきに突っこんで登校していました。
計算機があるから必要ないということなのでしょうか、最近はそろばんを学校では習わないようです。
習わせたかったらそろばん教室に行かせるしかなさそうですね。
ボビン・ボビンケース
高学年になったらミシンを習うはずだし、ボビンとボビンケースは絶対必要なはず、と信じていた私。
自分がかつて使っていたものを後生大事にとっておいたのですが、結局使うことはありませんでした。
でも学校でミシンを使いバッグをつくるなどしているのです。
どうやっているのか、いまだになぞです。
ゼッケン
体操服を買ったとき、ゼッケン用の布が一緒に売られていないので不思議に思った記憶があります。
ゼッケンはどういうものをつけるのかと学校のたよりを読みこんでみましたが、ゼッケンのゼの字もありません。
個人情報の関係で、今ではつけないのだと後で知りました。
名札が廃止されたのはニュースでよく聞いたのですが、ゼッケンまでとは思わなかったのです。
ブルマ
体操服と言えば、女子はブルマをはくものだと勝手に思い探したものの、「今は女の子でもショートパンツをはく」と聞いて驚いたことがあります。
もはやブルマは昭和の遺物のようです。
考えてもみれば、真冬に太ももを寒風にさらしてふるえることもなくなりいいのかもしれません。
下着が見えそうではずかしいと思うこともなく、思いきり動けて安心かと思います。
消えたものは学校の中にも!見つからなくて驚いたもの
足踏みミシン
一昔前は、学校に置いてあるミシンと言えば足踏みミシンでした。
うっかり踏む力を間違えるとおそろしい勢いで針が動き、ミシン恐怖症を引きおこした苦い思い出があります。
家庭用のミシンはもちろんコンパクトなものでした。
今ではそのコンパクトなミシンが普通に学校に置かれていて、時代はかわったなと思うことしきりです。
アルコールランプとガスバーナー
理科の実験で欠かせない、アルコールランプとガスバーナー。
私は塾講師をしていたので、アルコールランプへの火の近づけかた、ガスバーナーのねじのゆるめかた、マッチをする方向などをよく教えていました。
今の理科の教科書には、ほとんどこれらの扱いかたが書かれていません。
授業参観の際に理科室をのぞくと、かわりにあったのは実験用のガスコンロ。
そちらのほうが安全なのかもしれませんが、塾講師の仕事が1つ減ったと思うと悲しいです。
時代の流れとともに、必要な学用品は変わるのだなとあらためて感じました。
もしこれから入学用品をそろえるなら、ぜひ参考にしていらないものを買うのを防いでくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。