大所帯マンションのメリットデメリット!13年住んでわかった正直な感想
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
私が住んでいるマンションは1つの建物に100世帯ほどが暮らす大所帯。
便利なこともたくさんありますが、大所帯ならではの困ったことも。
13年以上住んで判明したメリットデメリットを正直に話します。
メリット1:共用スペースが充実
大所帯マンションの最大のメリットは共用スペースが多いことです。
世帯数が多いと敷地も広くなり、どうしても日当たりの悪くなって住居に向かない場所ができてしまうのでそういったところが共用スペースになることが多いようですね。
私のマンションには、子どもが自由に遊べるスペースや小さなパーティー用ルーム、広いロビーや自動販売機つきの学習スペース、会議室、桜の木がある中庭などがあります。
駐車場や駐輪場も大きく、24時間使えるレンタサイクルも。
タワーマンションに住んでいた私の友人は、子どもを共用スペースにあるプール教室に通わせていました。
習い事がマンション内で完結するのは便利ですね。
メリット2:子ども会の仕事がしやすい
子どもが小学生になると地域の子ども会に参加することになります。
一戸建ての場合、近所の子の家に回覧板を回すため数十メートル歩くことが普通。
我が家は2つ隣の部屋に届けるだけなので数メートル歩けばすみます。
大所帯マンション内には通学班が複数できるので、集団登校の日も集まりやすいです。
子ども会の班長をした時も、マンション内の会議室で打ち合わせができて便利でした。
デメリット1:マンションの通達が寝耳に水
夫の実家は十数世帯しかない小さいマンションなので管理人がおらず、マンションの仕事を住人が分担しています。
大変ではありますが、マンション内のことは住人が話し合って決めるので自分達に好都合のルールにできます。
大所帯マンションだと管理人や清掃員がいてマンションのことをやってくれるかわりに、マンション内の変化は伝わりづらく。
大事な取り決めはマンション会社と数名の理事が決めてしまうため、いつも突然の通達に目を白黒させることになります。
デメリット2:近隣トラブルが発生しやすい
世帯数が多いということは、知り合いも増えるということ。
交流が増えれば、悲しいかなトラブルも増えます。
去年の夏休みは、娘の友達が毎日家に遊びにきて対応に追われていました。
暑いので外には出たがらず、家で遊ぶとお菓子を食べ続け走り回られて部屋が散らかされ、ものが壊れることもよくありました。
夏休み最終日にそのことが向こうの両親の知るところとなり、謝罪を受けて今はすっかり和解しています。
こういったトラブルを予防するには、あらかじめルールを決めておくしかありません。
大所帯マンションに住んでいると便利なことが多いですが、世帯数が多くなることで困ることも正直あります。
住むのならメリットもデメリットも理解したうえで、対策を練っておく必要があるでしょう。
◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。