キッチンから地球を救え!食品ロス削減は全方向に優しい

2023/08/30
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
食品ロスを減らすことがなんとなくSDGsのためによいことだと思っていても、具体的に何のためかわかっていないことはありませんか。
じつは食品ロス削減はSDGsの17の目標全てに何らかの形でかかわっていると言っていいほど、全方向に優しいアクションなのです。

人に優しい

食品ロスの話でよく聞くのが「日本人は1日に茶碗1杯分の食べ物を捨てている」というデータ。
環境省ホームページによると、令和3年度の食品ロスは約523万トンだったと推計されているとか。
日本は多くの食べ物を輸入に頼っていますので、ロスを減らしてそのぶん輸入を減らせば飢餓に苦しむ地域にも食料がいきわたるかもしれませんよね。

発展途上国では、先進国のニーズを満たすために過酷な環境で働かされている労働者がいます。
児童労働も問題になっていますよね。
もし私達がチョコレートケーキ1つをムダにしてしまったら、カカオ農園で働く労働者の苦労もふみにじることになるのです。
気をつけたいですね。

環境に優しい

あまり知られていないのが、環境への効果です。
食品ロスとなる食べ物は野菜が多いそうなのですが、野菜はほとんどが水分でできていますよね。
野菜のみならず、肉や魚などほかの生ごみも多くが水分です。
水分をふくんだ生ごみは重いので、処理場まで運ぶのに多くのエネルギーを使用します。
焼却の際も、燃えにくいため化石燃料やプラスチックごみを加えて燃やす必要があり、二酸化炭素を増やしてしまうのです。

さらに、食べ物は多くの場合農場でつくられています。
土地・水・肥料・農薬など多くの資源を必要とし、そのために森林破壊や干ばつ、土壌汚染や水質汚染が進むことも。
その食べ物の輸送にも多くのエネルギーが使用されています。
たくさん買ってたくさん捨てれば需要が増えてしまい、あらたな環境破壊をまねいてしまいかねません。

街に優しい

ゴミ捨て場にカラスがむらがりちらかしている光景、よく目にしますよね。
私の近所でもよくカラスが生ごみを散らかすのですが、ゴミ捨て場は通学路に多くあるため道にゴミをまきちらされると衛生面が心配になります。

だからといってカラスを駆除すればいいという話でもありません。
そもそもカラスは自分で狩りなどをしてエサをとる能力がある野生動物なのですから、人間がたやすくとれるエサを提供しなければいい話です。
カラスは目がいいため、生ごみのあるゴミ袋を確実にねらってきます。
生ごみを減らせばこういった被害も減るはずです。

また、ごみの処理には多くの費用がかかります。
その費用はどこから出ているのでしょうか?むろん、私達の税金ですね。
ごみが増えればそのぶん処理に使う税金も増えてしまうのですから、とてもムダな気がします。
ごみを減らし、減った費用を街づくりに役立ててもらえれば私達の生活も豊かになっていくのです。

食品ロスを減らしても何の効果があるのかよくわからない、という人もいたのではないでしょうか。
特別なことをしなくても、日々の小さな心がけで未来は変えられるはずですよ。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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