無印のミニ折り紙「折り紙・小」百均ミニ折り紙と徹底比較
こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
先日たまたま無印良品の店舗でミニサイズの折り紙を見つけてしまいました。
娘が欲しがるので購入しましたが、「百均の商品と違うところはあるの?」とふと疑問に。
そこで百均の商品と比べることにしました。
今回は、多くの百均で見かける協和紙工株式会社の「おりがみ〔小〕」という商品と徹底比較。
結果をご覧ください。
価格とコストパフォーマンスを比較
無印のミニ折り紙は税込90円、百均の方は税込110円。
無印は240枚入り、百均は300枚入り。
1枚あたりの価格を計算すると…
無印:90÷240=0.375
→1枚あたり0.375円
百均:110÷300=0.3666…≒0.367
→1枚あたり約0.367円
1枚あたりの価格はわずかに百均の方が安いのがわかります。
付属品は?
無印の折り紙は外装フィルムを外すと中は折り紙だけ、というシンプルなつくりです。
百均は表紙・裏表紙・型崩れを防ぐ厚紙も入っています。
表紙の裏側にはツルの折り方が書いてあるので、喜ぶ人もいるかも。
でも裏表紙には商品の説明だけ。
厚紙は、ミニ折り紙なら型崩れしにくいので必要ないと思います。
紙の厚みを比較
今度は、紙の厚みを調べてみました。
外装フィルムと付属品を外し中の折り紙だけ置いてみると、無印と百均では少し高さが違います。
写真左が無印、右が百均。
指でおさえ余計な空気が入らないようにして厚みを計ると、無印が18ミリ、百均が20ミリでした。
枚数が違うので、1枚あたりの厚みを計算。
無印:18÷240=0.075
→1枚あたり0.075ミリ
百均:20÷300=0.0666…≒0.067
→1枚あたり約0.067ミリ
無印の方が少し分厚いということがわかりました。
わずかな差ですが、触ってみると確かに少し違うなと感じます。
色の種類を比較
写真左が無印、右が百均です。
無印は自然色に近い色が多く、百均はパキッとした原色に近い色が多いと感じました。
目の前に近づけて見ると、百均の方は色ムラが目立つのに対し無印は均一な染め具合で美しいです。
無印は27色入り、百均は15色入りで、色の種類の多さは無印の圧勝。
百均商品には裏表紙にそれぞれの色の枚数が書いてあります。
金と銀が1枚ずつ、赤が22枚、うすもも・きだいだい・うすだいだい・茶・黄色・黄緑・緑・みず・青・藤・灰・白が23枚だそうです。
無印の方は色ごとの枚数の記載がないので、実際に色分けして数えました。
27種類のうち26種類が各9枚、薄い山吹色だけ6枚であることが判明。
なぜこの色が少ないのかは疑問ですが、比較的バランスが良いといえるでしょう。
難をいえば、無印には子どもが喜ぶ金や銀がないのが残念ですね。
折りやすさを比較
最後に、実際に折って折りやすさを比べました。
意外と細かくて難しいツルで実験。
写真左側が無印、右側が百均の商品で作ったものです。
どちらも手抜きせず、真剣に折っています。
折った時の感触では、無印の方が「少し力がいるな」という感じでした。
少し紙が厚いのが関係しているのでしょう。
その代わり、紙がピシッとして型崩れしにくく細部まできちんと折れます。
百均の方は弱い力でも折れる反面、紙がへたりやすく細かい部分がきれいに折れないなと感じました。
結局どちらがいいの?
コストパフォーマンスはほぼ互角。
色の種類は無印が多いけれど、多い方がよいとは限りません。
思ったのは、「無印は大人向け、百均は幼児向け」ということ。
無印は色の種類が多く細部までしっかり折れるので、千羽鶴を作る時などにぴったりです。
百均は色の種類や染め具合が無印に劣りますが、はっきり色が多く弱い力で折れるため小さい子どもは喜ぶはず。
とはいえ、5歳の娘は無印のミニ折り紙で楽しく遊んでおります。
大きい折り紙だと雑に折ってあっという間になくなるのですが、小さいと慎重に折るためムダが少ない気がします。
あとは好みの問題。あなたに合う折り紙を見つけてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
「文房具には少年の夢が詰まっている」と熱く語るアラフォー主婦。生活雑貨の最愛ブランドは無印良品です。他にも、ニトリ・3COINS・セリアなどを愛用し、シンプルな暮らしを心がけています。